FirstHedge 明日の投資情報

投資を搦め手で分析します。

2017-01-01から1年間の記事一覧

姿を現す四カ国同盟

インドはもう完全にやる気です。インドのメディアは現在、インド、米国、日本、オーストラリアの四カ国同盟の話で持ちきりです。興味深いことに、日本や米国よりもこの同盟関係が議論されています。現在のインドの沸点は低いとはいえるでしょう。それがどの…

サウジアラビアの人脈相関図

今回のサウジアラビアでの政変の規模が大きくなってきたことは次の系統図を見てもわかります。Middle East Eyeから引用します。 この図からも明らかな通り、バンダル王子は先々代の王と先代の王に仕えていた際宇治の外交・インテリジェンス畑の人です。政権…

アラブの春の首謀者、捕縛される

たまには写真から始めましょう。ブッシュ大統領の右側に移っているのが、バンダル・ビン・スルタン王子です。今回のサウジの取締で捕まった中では最高ランクの王子です。

EU、軍の移動を域内で容易に

日本では、どうしても米中対立ばかりに目が行ってしまい、東欧の緊張状態は伝わりにくいようです。ロシアのクリミア侵攻以来ヨーロッパの地政学的状況は一変してしまいました。一つの例を挙げるとドイツのBNDが、対ロシア情報収集を再開したという話もありま…

中国空母がアメリカ空母よりも優れた技術を採用する

いよいよ、人民解放軍の技術の方が米軍の技術を越えるという段階に入ったようです。今回紹介するサウスチャイナモーニングポストの記事が正しければ、米海軍の優越性の一つが覆ることになります。

来年の中間選挙で共和党は敗北か

現在米国の政界で問題になっているのは、ワシントンポストが暴露した(とされる)共和党アラバマ州知事候補のロイ・ムーアのセクハラ疑惑です。ただ、この一件はもう20年近く前の事件であり、その信憑性には疑問があります。ほとんど,トランプのロッカール…

FRBパウエル新議長に求められた資質

ワシントンの情報からでは、今回のFRB議長の人選に関しては、当初トランプ大統領がイエレン議長の続投を考慮していたのに対し、ムニューシン財務長官が横やりを入れたという話が伝わっています。単にエコノミストとして優れているだけでは通用しないのが…

社交辞令に徹したトランプ大統領

中国に対してあまりにソフトな口調なので、正直驚きました。アメリカの貿易不均衡を是正するためには、中国の協力が必要なはずですが、表だった中国の批判は行わなかったのです。

中国人民銀行総裁が警告する「ミンスキー・モーメント」

少し前の報道ですが、今後のマーケットの動向を考える上でも欠かすことの出来ない論点だと思います。

備忘録 亡命北朝鮮大使の発言

非常に興味深い内容でしたので、記録を取っておきます。

イスラエルからの電話

産経新聞に次のような短い記事が掲載されていました。 「安倍晋三首相は8日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話で約15分間会談した。両首脳は北朝鮮情勢や中東和平をめぐって協議し、地域の安定と繁栄のため、引き続き協力していくことで一致した。日本、…

プーチン、北朝鮮政策を変更か

これまで、どちらかと言えば北朝鮮よりだったロシアが微妙に政策を変更しています。これまでの論調では、「核保有国としての北朝鮮を認める」というスタンスだったのが、北朝鮮に対して強硬な姿勢に転換しつつあるのです。 トランプ・プーチンの首脳会談で北…

速報 北朝鮮で核実験の動き

速報ですので,すぐにお伝えします。 「 アメリカの北朝鮮研究機関は、豊渓里の核実験場の新たな衛星写真を公開し、施設の西側で活発な動きがみられ、新たな核実験の準備の可能性があるとする分析を公表した。 アメリカの北朝鮮研究機関「38ノース」は、6…

始まった中国との競争

中国との関係で言えば、最終的には軍事的衝突にまで発展すると考えられます。その際には、尖閣諸島もありますが、台湾の領有が再び問題になるはずです。中国共産党結成100年である2021年までに何とかして台湾を手にれること。そして台北で次回の共産党大会…

漏れ始めたトランプ大統領の本音

これまで散々ブラフの連続だったわけですが、そろそろ、トランプ大統領も本音で語るようになってきたようです。 Thank you to President Moon of South Korea for the beautiful welcoming ceremony. It will always be remembered. pic.twitter.com/bMvJz1i…

サウジアラビアの政変に関するメモ

まず、ブルームバーグの記事から紹介しましょう。 「サウジアラビアが投資家に変化球を投じた。 サルマン国王によるサウジの現職閣僚から王族に及ぶ一連の逮捕劇により、一部の投資家は腐敗と戦う当局の意志に勇気づけられた。ただ同時に、次なる逮捕の対象…

「戦略的忍耐の時代は終わり、極めて特別なことがそこから始まる」と北朝鮮についてトランプ

トランプ大統領も人間なので、何度も話をしている内に、手の内を自ずと明らかにしてしまうものです。恐らく,今回の北朝鮮危機の解決は既にトランプ大統領の頭の中にあると見るべきでしょう。 トランプ大統領とメラニア夫人に、拉致被害者の御家族に面会して…

ファースト・ドーターへの気遣い

忘れてはならないのは、現在が第三次世界大戦への幕が上がりつつある時代だと言うことです。まだ、始まってはいません。しかし、幕が徐々に上がっている,そんな状況です。しかも、日本もその劇(第三次世界大戦)に、観客としてではなく、役者としてでる可…

トランプ訪日を世界はどう伝えたか

浮かび上がりつつある新たな世界秩序を、様々な国のメディアはどう伝えたのでしょうか。非常に興味深い結果です。 トランプ大統領の来日を、心より歓迎します!今から、さっそくハンバーガーでビジネスランチです。@realDonaldTrump pic.twitter.com/9Riaibq…

アメリカ大統領の訪日を振り返る

この点ではアメリカンセンターの方に一覧表があります。 americancenterjapan.com この一覧表を見ればわかりますが、冷戦期間中はフォード大統領がアメリカ大統領として初来日したほかは、カーター大統領、レーガン大統領、ブッシュ大統領(シニア)で、その…

トランプ大統領来日!

遠路はるばるご苦労様でした。トランプ大統領。 前日にハリー・ハリス司令官から聞いた内容を安倍首相にぶつけて今後の方向性を考えられるのだと思います。13日にはやはりプーチン大統領と会談なさるのですね。これで、北朝鮮問題も結末が見えてくるのではな…

トランプ大統領のハワイ訪問の意義

トランプ大統領はハワイに行かれたことはなかったようですね。それはともかく、今回のハワイ訪問はアジア歴訪の前で決定的に重要であったと考えられます。簡単にお伝えしましょう。 .@POTUS Donald J. Trump and @FLOTUS Melania Trump present a wreath in …

EU終了のお知らせ 陰鬱な未来像を予測するドイツ軍報告書

現段階で振り返ってみれば、EUは完全に失敗したと言えるでしょう。その失敗にとどめを刺したのがドイツのメルケル首相であったという評価がなされると思います。 今回紹介する報告書はまだ目にしていないのですが、ドイツ軍がEUの失敗を認めるとは思いま…

トランプ大統領、プーチン大統領と会談か

最後の最後まで隠してましたね。今回の会談は。ようやく辻褄が合いました。

アメリカ民主党の断末魔

民主党が最初から、バーニー・サンダースよりもヒラリー・クリントンを選好していることは明らかでした。ですから、その選考過程から偏っていたことが改めて取りあげられると否定のしようがありません。これは、じわじわ効いてくる民主党への一発でしょう。…

ティラーソン国務長官はいつまでもつか

ティラーソン国務長官は、今年いっぱいは気力が持つと思います。というか、ようやくトランプ大統領のプロレス的政治運営が理解出来てきた野田と思います。ただ、それでも「いやだ」と言うことはありうるので辞任は否定できないのですが。

速報! 習近平、金正恩にメッセージを送る。

米中会談を前に、中国も急に北朝鮮への姿勢を変えてきました。トランプ大統領との首脳会談を前に、習近平が急速に北朝鮮に融和的なメッセージを発したのはなぜなのでしょうか。速報としてお伝えします。

「北朝鮮は核保有国として認められる能力に達している」と小野寺防衛相

北朝鮮が核兵器を保有した以上、後はいつ落ちるか,どこに落ちるかを考えなければいけません。その落ちる先が北京である可能性も否定できませんが、さしあたり、日本とそこにある米軍基地・自衛隊基地、人口周密地が狙われるという想定はしておかねばなりま…

安倍首相と米国ユダヤ人協会

「陰謀論じゃないんだからね♫」と,ツンデレ風にボケを咬ましてから本論に入ります。簡単な備忘録です。

真面目な、そして誠実なトランプ大統領を評価しよう

これは“釣り”ではなくて、割合本気です。現在、北朝鮮での戦争回避のために最も注意を払っているのが、おそらくはトランプ大統領その人のはずです。 こう言うと、ツイッターの発言で北朝鮮を挑発しているのはトランプ大統領ではないかとか、外交を担当してい…