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シドニー・パウエルはどこに行った

 

シドニーパウエルとは、22日までトランプ大統領の法律顧問団の一人でした。それが日曜日の晩にジュリアーニニューヨーク市長が、彼女は「現在トランプのチームではありません」と宣告したのでおっとっととなったわけです。

恐らくチームからはずされたのは21日のニュースマックスでの発言に問題があったと思われます。彼女は「まずジョージア州から(腐敗の摘発)を始める」と述べていました。しかし、現在ジョージア州では2議席とも上院の補選が行われていていい感じで盛り上がっています。そこで、現在共和党の知事が今回の選挙の不正に関わっていたという事が現段階で明らかになれば、上院の積み増しが不可能になります。そのために、シドニー・パウエル弁護士をチームからはずしたのだと考えられます。この更迭は本当に急に行われたので、トランプ大統領も先週まではシドニーパウエルを法務チームの一員としてツイッターで紹介していたほどです。

「 米大統領選で敗北が確実になったドナルド・トランプDonald Trump)大統領の陣営は22日、大統領選に関する根拠の無い陰謀論を主張し、広く嘲笑の的となっていた弁護団の一員だったシドニー・パウエル(Sidney Powell)弁護士とは無関係だと明らかにした

 トランプ氏の顧問弁護士ルドルフ・ジュリアーニ(Rudy Giuliani)氏は、「シドニー・パウエル氏は独自に法律家として活動している。トランプ弁護団の一員ではない」「トランプ大統領の顧問弁護士でもない」と発表した。

 トランプ氏は14日、自身の弁護団にパウエル氏が加入するとツイッターTwitter)に投稿していた

 トランプ弁護団は数日前、首都ワシントンで開催された共和党全国委員会(RNC)で90分にわたる異例の記者会見を行い、トランプ氏の再選を阻む「国家的な陰謀」が進んでいると証拠を示すことなく主張した。

 パウエル氏はこの会見で、大統領選ではジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領が選挙人306人を獲得して勝利を確実にし、得票数でも600万票以上の差をつける見通しにもかかわらず、232人しか獲得していないトランプ氏が圧勝したと力説した

 さらに、大統領選に対するサイバー攻撃があり、トランプ氏の票が数百万票奪われたと主張。これにはキューバベネズエラなどの「共産主義」の国々が関与した可能性があると訴えた。」

 クラーケンを放てば、実は共和党にも揺り返しが起きるというオチであったと考えられます。

 しかし、このままではトランプ大統領の再選は困難になるわけで、その対応が出来るのかは疑問です。ただ、FBIの中の人になってもらうというのは一つの手段です。

シドニー・パウエル弁護士の主張が荒唐無稽とは思いませんが、今後の行く末が気になります。純粋に勇み足であったわけで、シドニー・パウエル弁護士の勇気が示されないのは残念です。

間近に迫る米中衝突

米中"文明の衝突" 崖っ淵に立つ日本の決断

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