トランプ大統領のハワイ訪問の意義
トランプ大統領はハワイに行かれたことはなかったようですね。それはともかく、今回のハワイ訪問はアジア歴訪の前で決定的に重要であったと考えられます。簡単にお伝えしましょう。
.@POTUS Donald J. Trump and @FLOTUS Melania Trump present a wreath in honor of fallen service members at the @USSArizona Memorial today. pic.twitter.com/HhvI2lG21z
— U.S. Pacific Fleet (@USPacificFleet) 2017年11月4日
President Trump Participates in a United States Pacific Command Briefing | whitehouse.gov
ハワイの地元紙によれば、今回のハワイ訪問でトランプ大統領は、太平洋軍司令のハリス提督を中心とするブリーフィングを受けています。
興味深いのは、普通であればその種の会合は1度で済むはずです。しかし、トランプ大統領は、記者会見の時間をつぶしてその後もう一度ブリーフィングを行っているのです。おそらくは、予定の時間では足りなかったのでしょう。
議論の中心テーマは中国であったはずです。
この現状を最前線の司令官から聞いて改めて驚いていることでしょう。もうすでに歴史問題は後景に退いています。中国の軍事的脅威が最大の問題であるということを改めてトランプ大統領は認識したものと思われます。
北朝鮮問題は、プーチン大統領との13日の首脳会談で何らかの進展が期待出来ます。通商問題にせよ、安全保障問題にせよ今後は中国が最大の焦点となることでしょう。