トランプ大統領、プーチン大統領と会談か
最後の最後まで隠してましたね。今回の会談は。ようやく辻褄が合いました。
まず、産経新聞から引用します。
「サンダース米大統領報道官は3日、トランプ大統領が14日に開かれる東アジアサミットに出席するため、フィリピン滞在を1日延長することを明らかにした。トランプ氏は「米国に戻る必要がある」として13日に帰国するとしていたが、アジアでの米国の存在感を低下させかねないとの懸念が専門家から上がっていた。
東アジアサミットは東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国や日米中、ロシアなど計18カ国の指導者が政治や経済などの課題を議論する。トランプ氏が欠席することで、中国やロシアが議論を主導するとの見方が出ていた。」
トランプ氏、東アジアサミット一転出席へ 批判受け - 産経ニュース
これだけならなんと言うことのないニュースのようですが、実は次のようなニュースもありました。
「トランプ大統領は、12日間のアジア訪問でプーチン大統領と会談するかも知れないと述べました。
フォックス・ニュースの「イングラム・アングル」という番組で、プーチン大統領と会談を行うのかと尋ねられると、トランプ大統領は、『我々はプーチン大統領と会談するかも知れない。プーチン大統領は非常に重要な人物だ。なぜなら、北朝鮮問題を手助けしてくれるからだ』(以下略)」
Trump: ‘We may have a meeting with Putin’ during Asia trip | TheHill
そして、10月31日にはティラーソン国務長官がロシア駐米大使のアナトリー・アントノフと会談を行っています。そこで議論されたのが、ウクライナ問題、シリアのイスラム国問題、それに北朝鮮問題です。
Tillerson meets with Russian ambassador | TheHill
ロシア側としては、ウクライナ問題に端を発した経済制裁を解除してもらいたいという意向があるはずです。また、トランプ大統領も北朝鮮の背後で支援しているロシアを何とかこちら側に抱き込みたいという意欲があるはずです。しかし、アメリカ国内はトランプ大統領のロシアゲートの話題一色です。ですから、相当警戒していたのでしょう。
今回の米ロ首脳会談の最大の眼目は北朝鮮問題になるはずです。これで、北朝鮮はとどめを刺される可能性が高くなってきました。その北朝鮮にメッセージを送る習近平は外交センスがないですね(笑)。