最初の交戦は南シナ海か？

　雰囲気だけで言えば、やっぱり開戦寸前という所でしょうね。

 「　日本を拠点とする空母レーガンには、空母航空団、誘導ミサイル巡洋艦アンティエタム、誘導ミサイル駆逐艦ジョンS.マケインとハルシーが加わっています。
　そこでは、ストライキグループが飛行作戦、海上ストライキ演習、地上ユニットと航空ユニット間の訓練を行っています。
　南シナ海は引き続き論争の的となっており、北京はますます海域を主張する一方、米国とパートナーは海域が国際的であり続けるべきであることを中国に合図するためにこの地域に船を送り続けています。CNNによると、火曜日に、中国の習近平国家主席は彼の軍隊に「戦争の準備にすべての（彼らの）心とエネルギーを注ぐ」ように言った。
　ストライキグループの司令官であるジョージ・ウィコフ少将は声明のなかで、「展開中、海の合法的な使用と公海へのオープンアクセスの維持に対する米国のコミットメントを示す長い伝統を継続している」と述べた。
　レーガンはこの夏、南シナ海でニミッツ空母打撃群と協力している。」

Reagan Carrier Strike Group heads back into South China Sea amid increasing tension with China

米空母レーガンは南シナ海につきっきりの意味を考えるべきでしょう。中国が先手を出せば自動的に戦争が始まります。アメリカが南シナ海の人工島を全く認めていないことは明らかでしょう。その上で空母打撃群を出すのですから、中国としても攻撃して全面戦争に突入するか、従来の要求を引き揚げるかという、第二次大戦前の日本と同じような浅学が迫られていると言えます。はっきりしたことは言えませんが、やはり戦争なんでしょうか。