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クリントン・ゲートが炸裂する

 トランプ大統領のロシアゲートの行き着く先は、オバマ政権時代の醜聞の暴露となりそうです。いよいよ国務長官時代のヒラリー・クリントンの悪事が公式に暴かれることになりそうです。

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 「上院司法委員会は水曜日に、FBIの情報提供者に尋問する許可を求めました。その情報提供者は、オバマ政権時代、ロシアの核関連の官僚がアメリカの実業界を腐敗させていた事件をエージェントが明らかにする際に手助けをしていました。
 このアンダーカバーの証人は、まだ公に特定されていませんが、5年間をかけて、エージェントを動かし、ロシアの原子力企業の米国支社の幹部の一人とロシア人富豪、それに彼らの命令を請け負ったアメリカ人を、2015年に、贈収賄キックバック、恐喝、マネーロンダリングを含む強請に関連する罪状で起訴にまで持ち込みました。
 情報提供者には、ロシア側がどの程度までアメリカに浸透し、その結果、法廷や議会で事実を明らかにすることが妨げられてきたかに関する情報を持っています。その人物が事実をあきらかにできなかったのはFBIの情報非公開合意のためであったことを弁護士が明らかにしています。
 アンダーカバーの証人は、彼が情報の一部を昨年の大統領選の際に航海しようとしたところ、司法省の官僚から恫喝されました。そして、その証人に法的行動を断念するように仕向けたというのです。
 上院司法委員会議長のチャック・グラスリーは、水曜日に担当弁護士に書簡を送り、FBIがロシアの原子力産業の腐敗を知っていながら、アメリカのウラニウム供給の20%を管理して、モスクワに提供するウラニウム・ワン社の交渉を,2010年にオバマ政権が承認したことに当惑していると述べています。
 「あなたのクライアント(アンダーカバーの証人)は、ウラニウム・ワン社とロサトム社の取引に関して、そして、司法省がロシアの犯罪の共謀に対する犯罪捜査をどう扱ったのかに関して、独自の情報をお持ちのようです。そうした情報は司法省のオーバーサイトにとって極めて重要なものです」とグラスリーは記しています。
 グラスリー上院議員は,特に既に報道されている内容を書簡の中で取りあげ、アンダーカバーの証人に伺いたいのは、その裁判に政治的な圧力が行使されたか否かなのですとのべています。
 FBIは,ロシアの国営企業テネックス社がキックバックを行っていることの2009年には証拠固めを行っていましたが、司法省は2014年まで起訴しようとはしませんでした。
 5年間の間に、オバマ政権は、しばしば批判されるウラニウムの取引を承認し、ロシアがアメリカ国内で原子力ビジネスを拡張するというロシア側の野心にとって有利な決定を下してきました。」

Senate seeks to interview FBI informant in Russian nuclear bribery case | TheHill


 ここまで、ロシアに協力していたのですから、オバマ政権後半において急に反ロシアにのめり込んだのは、それだけスノーデンの暴露が堪えたということでしょう。
 それはともかく、これでヒラリーの、クリントン財団の悪事が、公になれば、民主党だけでなく、トランプ大統領が言うところの「フェイクメディア」も大きな打撃を受けることでしょう。

 

11月4日追記 出来ればこちらもご覧ください

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