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泥沼化しつつあるミャンマー

 

 ざんねんですが、仕方がないとしか言えません。

 「ミャンマーの軍政当局は、ニューヨークでの国連ミッションのリーダーシップをめぐる綱引きを失い、米国は先月のクーデターに抗議する数十人の民間人の死後、軍事コングロマリットを対象とした新しい制裁措置を発表した。
 海外での外交忠誠をめぐる争いで、民主化活動家たちは金曜日にミャンマーでさらにデモを行い、2月1日のアウンサンスーチー政権の追放に反対した。
 大勢の群衆が、2番目の都市マンダレーを平和的に行進しました。「石器時代は終わりました。あなたが私たちを脅かしているので、私たちは怖がりません。」
 警察が彼らを阻止するための即時の兆候はなかったが、ヤンゴンの主要都市では、警察がゴム弾を発射し、催涙ガス弾を発射して、白衣を着た約100人の医師が加わった抗議者のデモを解散させた。
 目撃者によると、ヤンゴンの西にあるパテインの町にも群衆が集まった。
 木曜日に、警察はいくつかの都市で催涙ガスと銃撃で集会を解散させたが、国連が抗議の最も血なまぐさい日に38人が殺されたと言った前日よりも彼らの取り締まりは抑制された。
 国連人権高等弁務官ミシェル・バチェレは、治安部隊が彼女が「平和的な抗議者に対する悪質な取り締まり」と呼んだものを停止するよう要求した。Bacheletは、29人のジャーナリストを含む1,700人以上が逮捕されたと述べた。
 シンガポールミャンマーの隣国の中で最も率直であり、その外相であるビビアン・バラクリシュナンは金曜日に、軍隊が彼らの人々に対して武器を使用することは「国民の恥」であると述べた。
 彼はミャンマー軍に平和的解決策を模索するよう求めたが、外圧が状況に与える影響は限定的であると認めた。」

Myanmar diplomatic revolt against junta widens after violent crackdown | Reuters

ミャンマーの軍も、国民の反発がこんなに強いとは思わなかったのでしょう。中国も、戦略上の要衝の地を抑えたつもりになっていたのでしょうが、これではおおっぴらに中国企業の経済活動もママ成りません。完全に裏目に出たクーデターでしたね。

今回のクーデターは軍があきらめるまで、終わることはないのでこのまま少しずつミャンマー国民が死んでいくことになるのでしょう。これを泥沼というのです。