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英国の究極の交渉術は放置プレイ

FX放置プレイ★純情派! 忙しいサラリーマンや主婦でも資産運用を可能にする5種類の厳選ほったらかしロジック

法理プレイする側は良いのでしょうが、される側はたまったものではないですよ。このままではひょっとするとノーディールのブレクジットに成りそうです。

英国はEUとの関係はどうなっても良いと考えているのです。交渉もまとまれば良い程度にしか考えていません。前首相のテリーザ・メイが優等生とすれば、ジョンソン現首相は不良というか札付きのワルというイメージが浮かびます。 

「 ドイツの首相は、自由貿易協定をめぐる揉め事が10月15日の期限を逃すことになることにジョンソン首相が気づいていないことを恐れており、英国の財界がBrexitの和解に圧力をかけることを望んでいる。それは、双方が譲歩のために強引に争うなかで、貿易取引の協議がこのままではクリスマスの対決に向かう可能性があるとの懸念が生じている。あるEU関係者によると、メルケル首相は交渉を軌道に戻すために、早ければ月曜日にも独自の介入を開始する可能性があるという。
 影響力のあるリーダーであるメルケル首相は、ジョンソン氏がEUのカウンターパートと話し、漁業と国からの補助金に関する行き詰まりを解消するためのハイレベルな妥協案を仲介することを望んでいる。
 高官たちは、首相が主要な難点に関与していないことを懸念しており、これではEUが譲歩の可能性について議論することは不可能だという。
 あるEU高官の外交官が語った。"このままでは、EU側の首席交渉官であるミシェル・バルニエに「頑張ってください、続けてください、あなたがそこにたどり着くことを願っています」と言う以外に何ができるでしょうか。
 「しかし、私たちの指導者たちが交渉を進展させることが出来ない理由の一つは、ボリス・ジョンソンが関与していないことにある」
 「私たちは、ボリスに未解決の問題にそろそろ関与してもらう必要があります。それはだれがジョンソン首相に電話を掛けるかの問題ではありません。もうそろそろ上層部の人々が関与を初めても良い頃です。」
 外交官は、彼らは月曜日にベルリンでミシェル・バルニエに会ったメルケル夫人が、一緒に物事を維持するために、いくつかのポイントで介入してくれることを期待する」と述べた。
 しかし、情報筋によると、「ドイツ人は契約を打つために残業しますが、彼女はまた、彼がラインを越えて合意を得るために何をする必要がある事柄に関して 『ジョンソン首相には強硬な態度を取る』と述べた。
 「メルケル首相はいつもとてもソフトで温厚で母性的に見えるが、彼女は本当にタフだ」と同関係者は語った。
 EUの首脳陣は、ジョンソン首相の放任策は、定期的に欧州の指導者との接触を維持していた彼の前任者テリーザ・メイとは完全に反対であると主張している,
 ブリュッセルの情報筋によると、ジョンソン氏は土曜日にウルスラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長と電話で話した際、実質的な内容については「あまり話すことがなかった」という。
 そして彼らは、ジョンソン首相が会談への彼のアプローチを立て直すことがない限り、木曜日のブリュッセルサミットの前に主要な進展があるとは考えにくいと警告した。
 ダウニング街は、欧州理事会の会合を会談の主要な期限として設定しており、取引がそれまでに実行可能であるかどうかを知りたいと考えている。
 しかし、何らかの動きがなければ、上級幹部は、指導者たちが合意にサインオフすることができるだろう次の瞬間は、12月のサミットであろうと信じている。
 ブリュッセルはまだ取引が可能であると期待しており、英国官邸の最近の楽観主義は、今後数週間で妥協するというサインであると信じている
 彼らは、共通の将来の基準と協定の実施の2つの主要分野で「実質的な動き」が必要であると言う。
 外交官は言った。「そのためには、我々が問題を解決できるという確信を持てることが必要だ。」
 「英国がここまで自信たっぷりなのだから、我々も彼らが次の4週間で何ら化の対応にでると期待しているのだ。」

 Brexit news: Merkel to 'step in' and get 'tough' on Boris as talks set to last until Xmas | Politics | News | Express.co.uk

 怖いですね。英国を怒らせるものではないと言う典型的な実例でしょう。ジョンソン首相はブレクジットの交渉をそのまま放置するつもりなのでしょう。期限ギリギリに話がまとまれば良いと言う姿勢なのです。ここでメルケル首相が介入しても、ほとんど無意味であることはこの記事にもあるように「タフ(強硬派)」であるためです。このタフさに英国が嫌気を指したのだと言う自覚がEUの交渉団にないのでしょう。なぜEUが英国から嫌われたのかということに気づけない限り交渉が進む事は無いでしょう。そして、ジョンソン首相の思惑通りにギリギリの段階でEU側が妥協を迫られるでしょう。怖いですね、英国外交は。