来年のBrexitは確定
ようやく決着がついたというのが正直なところでしょう。今回の英国のEU離脱はEU残留諸国にとってマイナスが大きいので、期日が迫るにつれてあたふたとした動きがみられることでしょう。しかし、少なくとも政治の局面ではメルケル首相が英国のEU離脱を事実上認めてしまったのは大きい要因であるといえます。
「 ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、ボリス・ジョンソンの「明確な選挙勝利」を祝福し、彼女の国の英国との「緊密なパートナーシップ」が続くことを願っていると強調した。
ジョンソン氏は、下院で80議席の過半数を占めており、1月31日までにBrexitを届けることができます。ジョンソン首相の幸運はメルケル首相の不運とは対照的になっている。メルケル首相は彼女のパートナーのSPDに対する不安に直面してもろい支配連立を一緒に保つのに苦労しています。
メルケル夫人のスポークスマン、Steffen Seibertは今朝ツイートした。「おめでとう、ボリス・ジョンソン、あなたの圧倒的な勝利に感謝します。
「私たちの国の友情と緊密なパートナーシップのためのさらなる協力を楽しみにしています。」
メルケル夫人からの支持は、EU全域でのジョンソン氏のほぼ完全な支持を反映しています。
チャールズ・ミシェルEU大統領とルクセンブルクのザビエル・ベッテル首相は、首相の再任を祝福した。
ドイツにいる間、CDUの政治家Norbert Roettgenは、英国議会選挙でのジョンソン氏の勝利は、同国の欧州連合からの離脱が避けられないことを意味すると述べた。
Roettgen氏は次のようにツイートしています。「個人的に英国がEUに留まることを個人的に望んでいたのは秘密ではありません。」
「しかし、英国の人々は決断を下した。我々は彼らの選択を受け入れなければならない。ジョンソンの勝利により、ブレグジットは避けられなくなった。
「私たちの目標は、英国との関係をできるだけ近く保つことです。」
メルケル夫人は、8月に話すとき、Brexitの代替取引を提供する30日間の期限という考えを浮かび上がらせたとき、ジョンソン氏に対するプラグマティズムを以前に示しました。」
ジョンソン氏が北アイルランドのバックストッププランに代わる手段を提供することの重要性を強調して、メルケル氏は次のように述べました。「この難問を解決できれば、この解決策が見つかれば、おそらく次の2年で見つかるだろうと言いました。来ますが、今後30日以内に見つけることもできます。
「それから私たちは正しい方向にさらに一歩前進し、明らかにこれに全力を注ぐ必要があります。
「今夜アンジェラから話を聞いて、少なくとも重要な会話が適切に開始できることを聞いてとてもうれしいです」と彼は言いました。
「あなたは30日間という非常に厳しいスケジュールを設定しました。あなたが正しく理解できていれば、それで満足です。」
ダウニング街の情報筋は後に、政府は発言のトーンに「満足」していると述べた。
CDUのリーダーであるAnnegret Kramp-Karrenbauer-メルケル夫人の後継者は、今週初めにドイツの与党連合に対する脅威に対処するため、夕刊版ビルトに語りました。すこしだけ妊娠することができないように、少しだけ統治することはできません。
「この連合は国のためであり、与党のトラウマ療法ではありません。
「グランドコアリションを継続するためのSPD党大会からの大連立を継続するという明確なシグナルがあればよかったと思います。
「私たちは連合協定に基づいて統治する準備ができています。
「CDUは条約に忠実であり、新しいSPDのリーダーシップにも期待しています。」
英国のジョンソン首相とドイツのメルケル首相ほど現在のヨーロッパで対照的な政治家はいないでしょう。かたやあらたな新航路を建設しようとしているジョンソン首相に対し、社会民主党と連立を組んでもなかなか安定政権が築けないドイツ首相。しかし、この現在の状況は確実にメルケル首相が呼び込んだ状況であるといえます。シリア難民を無条件にEUで受け入れるとしたメルケル首相の判断が、現在の状況を生んだといえます。つまりは自業自得というわけです。
ここで重要なのは、メルケル首相も英国のEU離脱を公式に認めたということでしょう。移行期間はあるものの、来年の英国のEU離脱はこれでかくていしたといえるでしょう。よかったね。ぼりす。
