日産の仇をJOCでとる
東京オリンピックは無事開催されると思います。それにしても、フランスからこんな嫌がらせをされるとは思いませんでした。
まず、AFPからです。
「 フランスの司法筋は11日、2020年東京五輪招致に関わる贈賄の容疑で、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恆和(Tsunekazu Takeda)会長に対する正式捜査が行われていることを明らかにした。
竹田氏に対する予審は昨年12月10日に開始され、2020年夏季五輪の開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会の投票前に200万ユーロ(約2億5000万円)を支払った疑いで予審判事が捜査を行っているという。」
JOC竹田会長、東京五輪招致めぐる贈賄罪で仏司法当局が予審開始 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
カルロス・ゴーンのように日産の金を私的に流用していたのならともかく、オリンピックの工作資金としてJOC会長が資金を使ったというのは、ほとんど問題がないのではないでしょうか。そもそも、FIFAなどの組織にも、汚職の嫌疑があり、JOCばかりに焦点を当てるのは、大きな問題でしょう。
フランス政府がゴーン容疑者を拘束していることにやきもきしていることは理解出来ますが、これでは現在のマクロン政権に対する信認は国際的にも一層低下することでしょう。
というか、極東アジアで始まるグレートゲームの参加権をこのままではフランスは失うことになります。
今後は中国との戦争の可能性が高まるにつれて、戦後構想が焦点になります。そこから、フランスは外れるということでしょう。それ以前にイスラム化してしまうかも知れませんが(笑)。