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「信長の野望」に聞く投資戦略

 

信長の野望・大志 with パワーアップキット

信長の野望・大志 with パワーアップキット

  • 発売日: 2019/02/14
  • メディア: DVD-ROM
 

 信長の野望は昔よくプレイしました。それなりにおもしろかった覚えがあります。

 コーエーテクモホールディングスは、実は多額の手元資金を株式などで運用する機関投資家としての顔も併せもっている。1200億円もの運用資金を一手に引き受ける襟川恵子会長に、投資経験や運用哲学を聞いた。と言う記事が日経にありましたので気になったところを抜粋してみます。

「どのように銘柄を選んでいますか。

 投資をする基準は、『自分が入社したい、経営してみたい会社かどうか』です。特に創業者が率いる会社を好みます。頻繁に海外に出張に行くなど、世の中や自分の業界のことが分かっているからこそ、経営者目線で良い会社が見抜けるのです。株式投資に最も向いているのは経営者だと思っています。中国株にも魅力的なものが多いのですが、当局の規制などへの懸念があり思い切った投資はしにくいですね」」

経営者目線というのは新鮮なキーワードのような気がします。

日経平均株価は30年ぶりに3万円を回復しました。

私の感覚からすると、3万円回復は遅かったと感じます。日本には国際的にも競争力の高い企業がいくつもあります。出遅れた日本株は上昇余地があると思います。懸念は、財政赤字が大幅に増えている点です。いまは各国が財政出動で相場を押し上げていますが、膨らんだ赤字処理や長期金利の上昇などの問題を抱えています

やはり金利上昇は気になるようです。コーエーの場合、ほとんど事業外周史が巨額なのでゲームが売れなくても存続できるほどです。その意味でこうした知見は大切ですね。