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フランスもEU離脱か

 

BREXIT - What the Hell Happened? (English Edition)
 

英国に続いて、フランスもEUを離脱する勢いです。

 どうしてこうなったという気がするのですが、英国が抜けた今はドイツとフランスがEUNO二枚看板な訳で、フランスが離脱すれば、EU圏はおしまいでしょう。

「 マクロン大統領は、フランスがEUのメンバーシップに関する国民投票を開催した場合、フランスがEUを離脱することに投票するだろうと示唆する衝撃的な告白をした
フランスのユーロ懐疑論は、マリーヌ・ルペン氏の出現の結果として、近年浮上している。ルペン氏は、EUへの強い批判者であり、以前はフランスがEU加盟に関する国民投票を実施することを求めてキャンペーンを展開していた。ル・ペン氏は、これを実現することはなかった。そのためマクロン大統領は安堵したが、そのマクロンが自国がEU離脱することを認めたのである。マクロン氏は英国の離脱について議論していたとき、自国で反ブリュッセル感情が高まっていることを強調した。彼は、それが国民に「非常に複雑な文脈の中でちょうど'イエス'か'ノー'を求めているように、彼は、そのような英国の2016年の国民投票のような投票で「常にリスク」があると述べた。
 BBCのアンドリュー・マーの取材に応じたマクロン氏は、フランスの国民投票でも同じ結果になったかどうかを尋ねられ、次のように答えた。"「恐らくその通りだろう。おそらく似たような文脈で。しかし、我々の文脈は非常に異なっていたので、私はどんな賭けもしたくない」と答えた。
 マクロン氏は、フランスのEU加盟を維持するために「非常にハードに」戦うと付け加えた。
 彼は続けた。「ただ『イエス』か『ノー』かを聞くだけで、どのように状況を改善していくかを人々に聞かず、どうすれば改善できるかを説明しないのは間違いだ」
 マクロン大統領は2018年1月にこの主張を行った際に発言しており、英国がBrexitに投票した理由についても分析を提示していた。
 マクロンは、離脱票はグローバル化に対抗するための助けを求める叫びだと主張した。
 彼は次のように述べている。「私の理解では、中産階級と労働者階級、特にあなたの国の高齢者階級は、ここ数十年は自分たちに有利ではないと判断したということです」
 「私の理解では、中産階級や労働者階級、特に高齢者階級は、ここ数十年は自分たちに有利ではないと判断したのだと思います」
 「第二に、私が思うに、その理由の一つは、おそらくEUの組織が、結束力のない自由という観点から行き過ぎてしまったことにあると思います」
 「ルールや収束のない自由市場に向かっている。」
 マクロン氏は欧州統合の大本命であり、定期的にBrexitを批判してきた。」

Emmanuel Macron admitted 'France would vote to leave EU | World | News | Express.co.uk

 ブリュッセルを中心としたヨーロッパの統治には最初から無理があったと言うことでしょう。EUの体制にしても、自国の経済は一向に上向かないと言うのが本音だったのではないでしょうか。それ以外にいろいろな義務が生じるならば、そろそろお開きにしたいのでしょう。これは推測ですが、英国が抜ける文EUの負担金も増額されるはずです。これでは国民に申し訳が立たないでしょう。金の切れ目が縁の切れ目なのでしょう。