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原油価格上昇の兆し

 

 

バイデン制憲の特長は、基本的に環境政策重視なので、従来のエネルギーは軽視されることになります。という事は、アメリカ国内での石油関連事業の先行きは位と言うことでもあります。

  ただそれはアメリカ一刻者m大であって、今回の政策転換は逆に原油価格の上昇をもたらす可能性があります。

「 カナダ・アルバータ州は同州の油田と米メキシコ湾岸の製油所を米中西部経由で結ぶ「キーストーンXL」パイプライン計画に拠出した11億ドル(約1140億円)の一部回収に向け、パイプや建設資材の売却を検討している。
 アルバータ州のケニー州首相は18日の記者会見で、「プロジェクトが終了した場合、膨大な量のパイプなど資産が売却対象となり得る」とした上で、「建設費の埋め合わせになるだろう」と語った。
20日に就任するバイデン次期米大統領はキーストーンXL計画の建設認可取り消しを選挙公約に掲げており、カナダのオイルサンド業界を脅かしている。バイデン氏は就任初日に大統領令でこの公約を実行する可能性があると、カナダ放送協会(CBC)が17日、複数の関係者を引用して伝えた。
 アルバータ州政府は昨年3月、建設を後押しするため初年度に11億ドルの拠出と42億ドルの融資保証を行うことで合意した。
 このプロジェクトは、10年余り前にオバマ米大統領(当時)が環境面の懸念から却下したが、トランプ大統領が就任後に認可していた。」

「キーストーンXL」資材売却も、バイデン氏が認可取り消しなら - Bloomberg

 カナダの脱力我欲わかる記事ですね。トルドー首相はほとんどやる気がなかったのでしょう。アメリカ国内での石油の産出量が減れば、湾岸諸国の収入が増加することになります。これでテロが増加しなければ良いのですが。その結果、中東への関与がまた深まることになるので、中東で戦争が起きる可能性は上がるでしょう。こうしてトランプ時代の貯金は精算されていくのでしょう。