裁判闘争の行方

あと数日もすれば、完全に状況は逆転しそうです。州の裁判所で拒絶されても、連邦最高裁に上訴することは出来るでしょう。そのプロセスがそろそろ始まるからです。

大統領選はまだ全然終わっていないですね。これからトランプのターンが続きます。 

「　トランプ大統領の選挙運動は月曜日、ペンシルバニア州の州務長官と7つの郡を相手取り、2020年の選挙結果を州が認定することを禁止する差し止めを求める新たな訴訟を起こした。
　ペンシルベニア州の連邦地方裁判所に提訴されたこの訴訟は、ペンシルベニア州が違法な「二層式」の投票システムを実施し、有権者が直接投票するか郵送で投票用紙を提出するかによって異なる基準を課せられたと主張している。
　ペンシルバニア州司法長官ジョシュ・シャピロ（D）は、新たな訴訟を "無益 "と棄却した。
　"これは、超党派の選挙担当者によって監督され、合法、公正、安全であったペンシルバニア州の選挙に異議を唱える、最新の無益な訴訟です。数ヶ月の間、これらの訴訟の大部分は、あらゆるレベルの裁判所によって却下され、メリットがないと判断されてきたが、今回の訴訟も同様である」とシャピロ氏は声明の中で述べた。
　「ペンシルバニア州の法律が支持され、今回の選挙では連邦国民の意思が尊重されると確信しています」とシャピロ氏は続けた。
　この訴訟の主張の中には、特定の郡ではオブザーバーが投票集計を見るのに十分なアクセス権が与えられていなかったこと、フィラデルフィア郡がオブザーバーにプロセスをより近くで見ることを許可するように求めた命令に従わなかったことが含まれている。
　同訴訟は、選挙違反の具体的な証拠を挙げていない。この訴訟は、平等保護条項と選挙・選挙人条項の違反を主張しています。
　訴訟は、民主党のペンシルバニア州長官キャシー・ボックバー氏と、アレゲニー郡、センター郡、チェスター郡、デラウェア郡、フィラデルフィア郡、モンゴメリー郡、ノーサンプトン郡の選挙管理委員会を相手に起こされた。
　ホワイトハウスのケイリー・マッケナニー報道官をはじめとする共和党関係者は、提訴に先立つ月曜日の夜の記者会見で、この訴訟の計画を発表した。
　マッケナニー氏は、個人的な立場で記者会見に出席したと述べ、ペンシルバニア州を「機能的に民主党に有利になるように選挙のスケールをひっくり返す方法の事例研究」と表現した。マッケナニー氏はまた、民主党は不正や違法投票を「歓迎している」と主張したが、今回の選挙で不正投票と判明した票の具体的な証拠は提示しなかった。
　選挙法の専門家の中には、この訴訟が勝訴することに懐疑的な見方を示す者もいた。
　カリフォルニア大学アーバイン校の法学部教授であるリック・ヘイセン氏は、「これが成功する可能性は非常に低いと思われる」と述べた。「主張の中には既に裁判所に却下されたものもあれば、数ヶ月前に提訴されていてもおかしくないような主張もあります。」
　「そして、これらの主張のどれもが、ペンシルバニア州の投票結果や、大統領選挙一般の投票結果の違いにつながる可能性は、わずかながらもないようだ 」と、彼は付け加えた。
　ジョー・バイデン元副大統領は、土曜日の大統領選でトランプ氏の再選希望を打ち破り、勝利すると予想された。大統領はバイデンに譲歩することを拒否し、代わりに法廷で結果を争うことを約束している。
　選挙運動はまた、選挙日以来、ジョージア州、ミシガン州、ネバダ州で却下されたものを含む一握りの他の訴訟を提出しています。トランプ氏は、選挙の不正行為が広範囲に及んでいるという根拠のない主張を平然としており、選挙が彼から盗まれたと主張している。」

Trump campaign files new election lawsuit in Pennsylvania | TheHill

最高裁は、共和党優勢と言う事実を忘れている記事ですね。前のエントリーで示した通り、これからFBIの捜査が始まります。首を洗って待っておけということでしょう。来年の一月にバイデンが大統領に就任できる可能性は低くなってきました。

　トランプが引き下がるとすれば、トランプサイドも選挙違反を行っていたことが明らかになることでしょう。その場合は司法取引で無罪放免されて、大統領の職から外れることになります。まだわからないですがね。