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トランプ死亡に備え始めたアメリカ政府

「新型コロナ恐慌」後の世界

今朝ぐらいであと48時間が山と言っていましたから、最悪の場合水曜日頃には病状田悪化している可能性もあります。ただ、レムデシビルといった薬も飲んでいるので、最悪の事態は避けられるとは思いますが、アメリカ政府は最悪の事態を想定しています。

 「 米国務省は3日、ポンペオ国務長官が4~8日に予定したアジア外遊について、韓国とモンゴルへの訪問を見送ると発表した。日本は予定通りに訪れる。トランプ大統領新型コロナウイルス感染を受けたものとみられ、安全保障政策に余波が広がった。
 ポンペオ氏は4~6日の日程で日本を訪れ、インドとオーストラリアを交えた4カ国の外相会談を開く。中国への対抗が最大のテーマとなる。韓国とモンゴルでは中国に加え、北朝鮮の非核化をめぐり協議するとみられたが日程を再調整する。国務省はポンペオ氏が10月中に再びアジアを訪れると説明した。
 トランプ氏の退院時期は3日時点では未定で、ポンペオ氏は不測の事態に備えて外遊の日程を短くするのが得策と判断したとみられる。
 米軍も安全保障への悪影響に警戒を強める。国防総省は2日の声明で「米軍は国家や国益を守る準備が整っている」と強調した。トランプ氏の感染による政権内の混乱に乗じて、他国やテロ組織が挑発行動を起こさないようけん制したものだ。
 トランプ氏の感染公表に前後して米軍の航空機「E-6Bマーキュリー」2機が東海岸と西海岸をそれぞれ飛行した。同機は空中から原子力潜水艦に潜水艦発射弾道ミサイルSLBM)の発射を指示する役割があり、米軍が飛行を通じて他国をけん制したとの見方が広がった。国防総省は、飛行はトランプ氏のコロナ感染と無関係だと説明している。」

米国務長官、韓国・モンゴル訪問見送り 訪日は予定通り (写真=ロイター) :日本経済新聞

 ポンペオ国務長官のスケジュールの調整は訪日は日本が重要というよりはクアッドの会合が重要だったのでしょう。韓国とモンゴルは後日でも構わないと言うことでしょう。むしろ、日程を短くすることで、トランプ大統領に関する不測の事態に備えるという意味が大きかったと思います。

E6-Bマーキュリーが東海岸、西海岸を飛んだという事は、その下にいたであろう核を搭載した戦略原潜もいたということであり、アメリカが核攻撃を受ければ、すぐに反撃をすると言う姿勢を取ったという事でしょう。実際、トランプ大統領の健康状態が今後どうなるかはわからないので同様の飛行は続くものと思われます。