新型コロナウィルスには漢方が有効（らしい）

　中国から治療法のレシピが発表されました。どうも漢方が効くという事のようです。

ＴＣＭは伝統的中国医療、すなわち漢方のことです。 

「TCMには長い歴史があり、いくつかの流行病の予防と治療に不可欠な役割を果たしました。2003年のSARS流行の間、TCMの介入はまた、顕著な治療効果を達成しました。COVID-19の治療期間中、TCMの3100人以上の医療スタッフが湖北省に派遣され、TCMスキームはCOVID-19の診断と治療に関するガイドラインに含まれていました[ 2]、およびTCMの専門家が救助プロセス全体に完全に参加します。TCMの煎じ薬、中国特許医学、鍼治療、その他の特徴的な治療法は包括的に採用され、主に症候群の分化に基づいて治療されました。特定のTCM病棟が設置され、指定病院が設立され、さらにTCMチームが共同で治療に参加しています。現在、TCMで治療された確定症例の総数は60,107に達しています[ 3]。TCMで治療された軽度の症状の102例では、臨床症状の消失時間が2日短縮され、体温の回復時間が1。7日短縮され、入院の平均滞在期間が2。2日短縮され、改善率はCT画像は22％増加し、臨床治癒率は33％増加し、重症の一般的な率が27.4％減少し、リンパ球が70％増加しました。³さらには、TCMと重症患者の治療において、病院での滞在の平均の長さおよび核酸旋回負の時間は、2日以上短縮されました。」

Traditional Chinese medicine for COVID-19 treatment - ScienceDirect

　これが事実ならば、死亡にまで至る可能性はかなり低くなります。早速、葛根湯を買いに行きました。

結局今回のコロナウィルスで死者が多発しているのはサイトカインストームが原因とされています。

サイトカインストームとは、

「染症や薬剤投与などの原因により，血中サイトカイン（IL-1，IL-6，TNF-αなど）の異常上昇が起こり，その作用が全身に及ぶ結果，好中球の活性化，血液凝固機構活性化，血管拡張などを介して，ショック・播種性血管内凝固症候群（DIC）・多臓器不全にまで進行する．この状態をサイトカインストーム（cytokine storm）という．」

サイトカインストーム：バイオキーワード集｜実験医学online：羊土社

という減少です。従来の抗炎症剤はこのサイトカインストームを引き起こすようです。その点漢方の方がこうした減少を引き起こしにくいという事なのでしょう。

現段階で結論を出すことはできませんが、「風邪を引いた」と思えば、こうした葛根湯のような漢方薬を飲んで静かに寝ているのが良いのでしょう。