FirstHedge 明日の投資情報

投資を搦め手で分析します。

リーマン越え確実

不織布ガードマスク やや小さめサイズ 60枚入

 振り返れば、2月はコロナウィルスで終わってしまった感じがします。こんごも花粉症がありますから、マスクはますます必要になります。あすからいよいよ3月ですね。3月からはいよいよ新型肺炎の影響が経済に普及していく段階に入ったと思います。

 「 中国国家統計局が29日発表した2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は35.7と、前月の50から大幅に低下し、過去最低を記録した。
 今回のPMIは、新型コロナウイルスの影響を全面的に反映する初めての経済指標。好不況を判断する節目の50を大幅に割り込み、新型ウイルスが中国経済に打撃を及ぼしていることが浮き彫りとなった。
 ロイターがまとめアナリスト予想の46.0にも届かなかった。
 内訳をみると、生産動向を示す指数が1月の51.3から27.8に低下。新規受注指数も51.4から29.3に落ち込んだ。
 新型ウイルス対策で国内外の移動が制限されるなか、工場では人手不足が続き、労働市場は数年ぶりの水準まで需給がひっ迫している。
 当局データによると、26日時点で生産を再開した中小企業は約30%にとどまっており、通常通りフル稼働していない企業もある。
 キャピタル・エコノミクスの中国担当シニアエコノミスト、ジュリアン・エバンス・プリチャード氏は「中国の労働力不足が解消し始めたとしても、国外でウイルス感染が拡大すれば中間財の調達は難しくなり、一部企業はなかなか生産が平常に戻らないかもしれない」との見方を示した。
 2月は非製造業PMIも1月の54.1から29.6に大きく落ち込んだ
 サービス部門は国内総生産(GDP)の約60%を占めるが、新型ウイルスは、運輸、観光、娯楽部門への打撃となっている。
 成長のけん引役である建設活動の状況を示す指数は、1月の59.7から26.6に低下した。」

中国の景況感、2月は過去最低 新型ウイルスの影響あらわ - ロイター

 中国経済の停滞は日本経済にも大きな影響をおよぼすことでしょう。とはいえ、日本以上にダメージを受けるのがヨーロッパ経済であることは論を待ちません。もう一つのトルコ・ファクターと共にヨーロッパは奈落の底に沈んでいくとみられます。

 ドル円はダウ平均との相関関係が高いので、ダウ平均が下がる限り円高に振れるでしょう。そして、先週で下がり終わったとはとても言えないことです。米国では新型コロナウィルス問題はペンス副大統領が管轄することになりましたが、アメリカ国内での対策が充分に立てられたとは言えない状況です。ですから、パニック的な売りは来週も継続することでしょう。