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米国から切り捨てられた韓国

韓国人が書いた 韓国で行われている「反日教育」の実態

 文在寅は確信犯なので仕方がありませんが、日本との関係が維持できていたなら、米軍の駐留費に関しても協働して米国と交渉できたはずです。全ては動き出してしまいましたので、もはや全てが手遅れなのですが。

 「 光が漏れる隙間もないという韓米同盟関係で前例にないような状況が生じた。両国代表団が19日、ソウルの韓国国防研究院で防衛費分担金交渉を始めてから80分後、米国側が交渉の場から出て行った。当初、韓米は第11回防衛費分担金特別協定(SMA)締結のための3回目の交渉を18、19日と2日間の日程で行うことにした。18日の4時間(午後1-5時)に続き、19日には午前10時から午後5時まで昼食時間を含めて7時間の交渉を予定していた。しかし会談は午前11時20分ごろ終わった
 外交部は担当記者団に文字メッセージを送り、「防衛費分担交渉が予定通りに進行しなかった」と伝えた。外交部は「米国側は新しい項目の新設などを通じて防衛費分担金が大幅に増額されるべきだという立場である半面、我々はSMAの枠の中でお互い受け入れ可能な範囲内で合意すべきという立場」と明らかにした。韓米ともに交渉の場を先に出たのは米国交渉代表団だと確認した。
 在韓米大使館側は午前10時30分ごろ外交部担当記者団に連絡を取り、龍山区南営洞のアメリカンセンターで予定されている行事に出席してほしいと要請した。昼12時45分ごろ取材陣の待機場所に米国務省のディハート防衛費分担交渉代表が現れて交渉の決裂を説明した。
 したがって米国はこの日午前、交渉を始めた直後に決裂を決めたと分析される。これは、前日の交渉で大きな隔たりを確認した米国側が決裂を選択肢の一つとして念頭に置いていたという意味にもなる。情報筋によると、米国側は米軍の韓半島朝鮮半島)循環配備費用などを追加で要求して50億ドルへの増額を主張し、韓国側は従来のSMAの枠から外れると反論した。
 韓米は交渉が決裂した理由について公開的に場外世論戦まで行った。ディハート代表は「我々はお互い受け入れ可能な協定に進むため必要なら我々の立場を調整(adjust)する準備までした」とし「しかし不幸にも韓国側の提案は公正で公平な防衛費分担のための我々に要求に沿うものではなかった」と明らかにした。続いて「結果的に我々は今日、交渉を突然中断することになった。これは韓国側に再考の時間を与えるため」とし「私はお互い受け入れ可能な協定を結ぶための努力ができるよう新しい提案が出てくることを希望する」と述べた。
 特にディハート代表は「我々は韓国側が相互信頼を基盤にしたパートナーシップに基づいて努力する準備ができれば交渉を再開できると期待している」と語った。その間、防衛費交渉は韓国と米国で1回ずつ開かれた。ところがディハート代表は次回の交渉日程について12月でなく「韓国が準備できれば」と表現した。すなわち米国が満足する新しい提案を持ってくれば再開するという事実上の条件を掲げたのだ。
 鄭恩甫(チョン・ウンボ)韓国側首席代表も午後2時30分、国内外の記者を相手に会見した。鄭代表は「米国側の全体的な提案と我々が考える原則的な側面で相当な差があるのは事実」とし「今後さらに努力して双方が受け入れ可能な分担になるよう忍耐を持って努力する」と述べた。次期交渉日程については「きょう予定通り進行しなかった事項が発生したため、それに基づいて追加で必要な対応をしていく」と明らかにした。前例から12月と考えていたが状況が変わったという意味と見なすことができる。
 この日のように両国が防衛費交渉が決裂した後、それぞれの異なる立場を発表し、次の日程も決めずに別れたというのは前例を探すのが難しい。現在の韓米関係の現住所が表れたという指摘も出ている。韓国は「交渉が予定通り進行しなかった」、米国は「交渉を中断した」と表現したが、事実上、米国の一方的な決裂宣言だった。これをめぐり来年の大統領選挙を控えて防衛費問題で成果が求められるホワイトハウスが韓国の遅延戦略の遮断に動いているという分析が出ている。
 峨山政策研究院の申範チョル(シン・ボムチョル)統一安保センター長は「韓国が時間が長引かせようとすると、エスパー米国防長官が15日に明らかにした『防衛費分担金増額』と『年内妥結』という2つの条件を交渉チームが来て改めて確認した」と説明した。
 トランプ大統領は2月のハノイ米朝首脳会談当時「悪い合意よりは決裂がよい」という原則に基づきノーディールを宣言し、中国との貿易交渉でも合意した細部事項を覆して交渉で優位に立とうとしている。外交関係者の間ではトランプ政権が同盟の韓国も交渉の対象と見なし、北朝鮮や中国と同じように「ノーディール戦略」を駆使するのではないかという懸念が出ている。一部では、23日0時に満了する韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を念頭に置いて、終了すれば防衛費でさらに強い圧力を加えることを予告したという見方も出ている。
 金ホン均(キム・ホンギュン)元外交部韓半島平和交渉本部長は「韓米間で価値と信頼に基づいた同盟が消えていき、金銭と取引だけが残る関係に向かう雰囲気」とし「米国が北朝鮮に使うべき瀬戸際戦術を韓国に突きつけているということ自体が衝撃であり、GSOMIAまで終了すればトランプ政権が韓国に炎と怒りを表出する可能性もある」と懸念した。
 一方、エスパー米国防長官が19日、在韓米軍撤収の可能性については返答を避け、「韓国が防衛費分担金にさらに寄与でき(could)、そうすべきだ(should)」と強調した。この日、ソウルではディハート防衛費分担金交渉代表が交渉を決裂させたのに続き、フィリピンを訪問中のエスパー長官は韓国に向けて防衛費分担金の引き上げを促す同時多発的な対韓国圧力を見せた
 ロイター通信によると、この日、米軍公園墓地献花式のためにフィリピンのマニラを訪問したエスパー長官は「(防衛費分担金交渉に対する)それ以上の細部事項は国務省に任せた」とし「有能な専門家が交渉を進めるだろう」と述べたエスパー長官はその一方で「韓国は裕福な国」として防衛費引き上げを要求した。
 これに先立ちエスパー長官は15日、第51回韓米定例安保協議(SCM)の共同記者会見でも「韓米同盟は非常に強固だが、韓国は裕福な国であるため防衛費分担金をさらに多く出すことができ、多く出さなければいけない」と話した。
 エスパー長官の防衛費引き上げ基調は変わらなかったが、在韓米軍に関しては微妙な変化として映るような項目が登場した。ロイター通信は「防衛費分担金交渉が合意しなければ在韓米軍を撤収させるのかという質問を受けると、エスパー長官は米国がどうするかについて答弁を避けた」と報じた。
 決裂した韓米防衛費分担金交渉に関連し、共に民主党の李仁栄(イ・インヨン)院内代表、自由韓国党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)院内代表、正しい未来党の呉晨煥(オ・シンファン)院内代表が20日から4泊5日の日程で米国を訪問し、韓国側の立場を伝える「超党派的議会外交」をする。
 訪米中は米上・下院関係者に会って韓米同盟の重要性を強調しながら、同時に米国側の防衛費引き上げ要求が過度だという立場を明らかにして説得を図るとみられる。米国務省のビーガン北朝鮮政策特別代表とも会う。」

防衛費交渉、80分で米国が中断…韓米同盟史で前例ない決裂(1) | Joongang Ilbo | 中央日報

防衛費交渉、80分で米国が中断…韓米同盟史で前例ない決裂(2) | Joongang Ilbo | 中央日報

  米韓同盟が破綻寸前にまで至った理由は一つはトランプ大統領の同盟軽視せいさくでしょう。もう一つは韓国の不誠実な態度であったと考えられます。北朝鮮に対する経済制裁でも韓国政府が自ら制裁破りを行っていた可能性があります。これで守ってくれと言うのは虫が良すぎますね。しかし、普通の人間社会では「無理な話だよ」というのが現在の韓国政府の首脳陣には通じないようなのです。こう考えると米韓同盟の破談もかなりの部分が韓国の自己責任だと言えそうです。

 米剣道名が解消した後で北朝鮮がどう動くかが気になるとことです。