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震えるメルケル

 

  体調不安は深刻なようです。

 「ドイツのメルケル首相が27日、シュタインマイヤー大統領との公務中に再び何度も体を震わせる事態が起きた。18日にベルリンでウクライナ大統領の歓迎式典に出席した際にも同様の状況が発生している。

 首相の報道官はロイターにメルケル氏の体調に問題はないと述べ、このあと行われる新法務相の就任式に出席すると説明した。

 また20カ国・地域(G20)首脳会議には出席するかとの質問に、全て予定通り行われると述べた。」

メルケル独首相、再び体に震え G20サミットには出席へ - ロイター

 パーキンソン病なのでしょうか?それはわかりませんが、体調がよくないことは明白なようです。

 メルケル首相は、21年まで主張を務めるつもりでいるのでしょうが、これでは無理でしょう。問題は、メルケル首相の辞任後です。現在、キリスト教民主同盟(CDU)とともに、ドイツ社会民主党SPD)も順調に支持を落としています。それに対してドイツのための選択(AfD)といった右派や、緑の党のような左派が台頭しています。

 ドイツはメルケル首相の時代に、繁栄しましたが、その繁栄の基盤である政治的安定性が今損なわれようとしているのです。さらには、今後起きるであろう中国経済の崩壊で、ドイツは一層厳しい状況に追い込まれることでしょう。その象徴としてメルケル首相の辞任を位置づけることができます。もうそんなに持たないと思いますよ。メルケル首相は。