アメリカの北朝鮮攻撃の期日
日本では報道されていませんが、それなりのインテリジェンスを持っている上院議員から北朝鮮攻撃の話が出ています。
その上院議員はアイダホ選出のジェームス・リスチです。彼は河野大臣も出席していたミュンヘン安全保障会議で、トランプ大統領が「ごく短期間」の戦争を準備しており、それは「我々の文明の歴史の中でも最悪のカタストロフの一つになる」と述べています。トランプはそこまでやると述べているのです。アメリカに到達する核弾道が完成する前に攻撃を行う必要があるということなのでしょう。
金正恩は、2018年の年頭の演説で、既に全米を攻撃可能な核兵器を持っていると述べています。アメリカ情報機関は,これが事実であるとは信じていません。マイク・ポンペオCIA長官は、「あと数ヶ月すれば」北朝鮮がその能力を所持できると最近述べています。リスチ議員は、ボブ・コーカー上院外交委員会委員長の後任とされています。ですから、事情に通じている議員からの発言で、無視できないのです。
それ以外では、ジム・リカーズというアメリカ人弁護士の談話が公開されています。彼に依れば、この数週間ワシントンDCに滞在し、ポンペオCIA長官やマクマスター安全保障担当補佐官と話をしたとのことです。それによると北朝鮮による核戦争の危機が迫っているというのです。リカーズは「アメリカは攻撃する可能性は70%程度」しかも攻撃の時期は「三月の末」という話です。
リカーズ弁護士の話はどこまで信用できるかわかりませんが、今月末から3月始めにかけて、米朝の緊張が高まることは避けられないようです。パラリンピックが終わってから本格的に事態が動くのではないでしょうか。