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アメリカの北朝鮮政策変更の可能性

小説・東条英機の変心―昭和十六年にあり得た日米戦回避―

 北朝鮮の政策変更に対して、トランプ政権も対北朝鮮政策を変更する動きが出始めています。

「 国務省の関係者によれば、マイク・ポンペオ国務長官は、ジョン・ボルトン国家安全保障補佐官との会談後、ホワイトハウスに召還された。国連のニッキー・ヘイリー国連大使との会談はキャンセルされた。
 当局者は、ポンペオがトランプ大統領と会うように求められたと語ったが、その会合の性質はすぐには明らかにならなかった。
 サラ・ハッカービー・サンダーズ報道官は、金曜日のトランプ・ポンペオ会談を単なる会合だと切って捨てた。
「これは通常の会合ですよ。皆さん。何もパニックになることはありません」と報道官は記者に述べた。
 今回のトランプ・ポンペオ会談の数日前に、北朝鮮は、ワシントンが一方的に核の放棄を強硬に主張するなら、6月12日の首脳会談に出席しないと恐喝している。
 ポンペオ国務長官は、北朝鮮金正恩との首脳会談を設定するにあたり政権内で最も尽力してきた人物である。彼は4月に極秘裏に平壌を訪問し、5月はじめにももう一度訪れた。
 また、数日後には、ポンペオ国務長官ヘリテージ財団で、イランの核の野心に関する演説を行う予定である。」

Pompeo called to White House after meeting with Bolton, Haley canceled | TheHill

  これは、北朝鮮の態度変更にどう対応するかを協議することが目的だと考えられます。実際、北朝鮮の抗議により、現在の米韓軍事演習へのB52の参加は見送られました。トランプ政権としては、米朝首脳会談を実現したいのでしょうが、北朝鮮の核廃棄は先が見えなくなったと言えます。