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アンチジャミングGPSの貸出

 

 アメリカのGPSは脆弱だと何度か指摘されていましたが、やっぱり丈夫なGPSがあったのですねと言う話。

 「 米宇宙軍は、妨害やなりすましが困難な新しいGPS信号を使用するナビゲーション用の機器を借りて、テストするために、同盟国のために3年間の取り決めを作成しました。
 軍用に開発されたMコード信号は、戦闘機により弾力性のあるGPSアクセスを提供することを目的としています。
 宇宙ミサイルシステムセンターは3月24日、新しい協定の下で、同盟国はMコード対応の軍事GPSユーザー機器(MGUE)技術の受信機カードを実験室および野外試験に貸し出すことができるようになると発表した。
 この取り決めは2020年12月に発効し、カナダがこの文書の最初の共同署名者となりました。SMCによると、最初の受信機は2月に納品されたという。フランス、ドイツ、英国、韓国がこの技術を受け入れる予定であり、オーストラリア、イタリア、スウェーデン、オランダは今年後半に協定に参加する予定です。
 11月、SMCは、ドイツからMコード機能を備えたMGUEの最初の注文を受けたと発表しました。当時、センターは、早期試験のための融資契約を作成する一方で、より多くの対外有償軍事援助を促進するために取り組んでいると述べた。
 Mコードを放送できる軌道上には約20のGPS衛星がありますが、新しい信号は地上での大幅な遅延によって妨げられています。2019年の政府監査院の報告によると、レイセオンテクノロジーズが構築している62億ドルの次世代運用制御システムは、予定より5年遅れていました。そのシステムの納品は今年の夏に予定されています。
 暫定的に、米空軍は2017年にロッキードマーティンと契約を結び、Mコード信号の限定バージョンであるMコード早期使用と呼ばれる現在のGPS地上システムへのアップグレードを構築しました。MCEUは、2020年3月に日常使用が承認され、地上システムへの必要なハードウェアとソフトウェアのアップグレードが7月に完了しました。MCEUは11月に運用が宣言されました。」

Space Force begins loaning anti-jamming GPS tech to allies

この国のリストに日本が含まれていないのは「みちびき」があるためなのでしょうか。出来る打絵道具立ては用意しておいた方が良い気がするのですが。