トランプが戒厳令に失敗した理由
そういえば、ヴァン・ヘイレンもなくなりましたね。いいギタリストでした。
今回は簡単なメモ書きで
1.戒厳令を発動するためには証拠が必要
行政機関で認められた報告書、例えばラトクリフ国家情報長官の報告書
情報機関が作成していることが重要
ナバロの報告書は、国民向けの文書になっても、連邦政府を動かす根拠にならない。官僚の世界はペーパーが全て。ペーパーがそろわないうちに行政命令を発することは出来ない。その点の注意はジュリアーニから散々されているはず。
2。戒厳令を発動していればどうなったか
十分な証拠を整えずに戒厳令を発動すれば、すぐに議会から弾劾裁判にかけられる。今回はロシア疑惑ではなく、十分な証拠をもとにせずに、戒厳令を執行したと言う事実は動かないので弾劾が可決される公算が大きい
3.トランプの本音
証拠集めのためには特別検察官を任命する手段もあった。シドニー・パウエルを任命することもギリギリまで考慮したが、ジュリアーニの強い反対にあった。
ジュリアーニに対する処分も法曹界で検討されている 濫訴
文書がそろわないので年内は手出しができない→クリスマス休暇に
4.逆転の可能性は
トランプができることは限られている。裁判所は最高裁も含めて動かないことが明らかになったので、後動けるのは連邦議会と州議会の議員だけ
議員が動いて国民運動という形を作れば、1月6日に逆転できる可能性は生まれる。ペンスだけに期待してはいけない。肝心なのは議会