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あえてシドニー・パウエル弁護士を弁護する

誤解されない話し方 説得力より納得力 (講談社+α新書)

立場的に誤解されても仕方がないと思うんですよ。それでも、これだけは言っておかねば。

 誤解1.シドニー・パウエル弁護士には証拠がない。

 この誤解が非常に多いように思います。英語で彼女の発言を聞いていればすぐにわかることなのですが、彼女は多くの密告者から寄せられた供述宣誓証書を手にしています。この証書と異なった発言をすると逆に監獄に5年入らねばならないという代物です。ですから、密告する側も命がけなのです。その付託を受けて彼女は今回の大統領選がおかしなことだらけだと法廷で戦おうとしているのです。

誤解2 あんまりトンデモな話なのでトランプチームから干された

日曜日以降すこしトランプチームから距離を置かれたのは事実でしょう。トランプの弁護団からお金も出て折らず、シドニー・パウエル弁護士は弁護士費用の請求すらしていないと別の場所で告げています。では、なぜたたかうのかというと「アメリカ国民(We the People)のため」だとはっきり述べています。

なぜ距離を置かれたのかは、公式には明らかになっていません。が、シドニー・パウエル弁護士は日曜日の記者会見でジョージア州をたたくと言ってしまいました。ジョージア州知事は共和党員なのですが賄賂をもらっていたというのです。これは共和党にとっては些か厄介な事態です。と言うのも、上院議員の決選投票がまだ続いているためです。ここで共和党に不利な事件は起こしたくないと共和党の幹部が考えてもおかしくはありません。これは個人的な憶測ですが、距離を取られたのはこのジョージア問題があったと思われます。

誤解3 トランプの擁護に回っているのは彼女の売名行為である。

この点に関しては、決して否定は出来ません。しかし、売名であるとしても、今回の訴訟は恐らく命がけです。相当脅迫も受けているはずです。それでも「アメリカ国民のため」「共和国のため」として立ち上がっているのであれば、売名という非難は当たらないのではないでしょうか。

結論

そうはいっても、選挙結果を覆すことは非常に困難でしょう。というのも、FBIのような法執行機関が、明らかな不正行為に対して、全く動かないためです。訴えたとしても下級審では再厳簡素のものが買収されている可能性があります。単に不正の事実があると言うだけではそれを法律上での事実に確定するまでには相当の労力が必要です。また、時間の問題もあります。個人的には、民主党、そして共和党の一部はこの不正選挙にかなり前から関わっていたのではないかと感じています。アメリカの巨大メディアもFOXを含めて不正選挙をなかったことにしようとしています。

後参考になるかわかりませんが、ワシントンエグザミナー紙の記事を置いておきます。

「 トランプ大統領の選挙法務チームの弁護士であるシドニー・パウエル氏は、投票ソフトが票をひっくり返すという彼女の主張について、彼の番組で証拠を提供することを「怒った」と拒否した翌朝、フォックスニュースの司会者タッカー・カールソン氏に反撃した。
 「いいえ、私は証拠を提供するように要求されて怒っていませんでした 」元連邦検察官は金曜日の朝、フォックスビジネスキャスターのマリア・バルティロモとのインタビューの中で言った。
 「実際、私はタッカー氏に、状況を理解してもらうために、まだ答弁書にも添付していない宣誓供述書を送り、数学や統計的証拠を私よりもはるかによく説明できる別の証人を提示しました。私は本当に数字が苦手な人間ではありません」と彼女は付け加えた。
 「しかし、彼は非常に侮辱的で、要求が強く、失礼な態度をとっていたので、私はそのような言葉で、二度と私に連絡しないようにと伝えました 」とパウエル氏は締めくくった。
 パウエルは、カールソンの番組に出演することを話したのがカールソンなのか、彼のチームのメンバーなのかは明言しなかった。
 金曜日の夜の彼の番組で、カールソンは、パウエルにトランプ陣営の疑惑の証拠を提供するように "多くの要求をした "と述べたが、「1ページも与えられなかった 」と述べた。
 「我々はシドニー・パウエルを真剣に受け止めた。彼女と争うつもりはなかった 我々は常に彼女の仕事に敬意を払ってきた。単に詳細を見たかっただけだ 見たくないわけがない。だからシドニー・パウエルを 番組に招待したんだ 彼女には1時間を与えただろう。実際には一週間、彼女に与えていただろう、 そして、その間、ずっと静かに耳を傾けていただろう。それは大きな話だ しかし 彼女は何度も要請したにもかかわらず 証拠を送ってこなかった。丁寧に要請したにもかかわらず 1ページも」とカールソンは言った。
 パウエルがカールソンにこれ以上自分と接触しないように言った後、カールソンは、彼のチームが「トランプ陣営の周りの他の人たち、権力者の立場にある人たちに確認した」と言い、その人たちは「パウエルも証拠を送ってこなかった」と言ったという。
 カールソンの番組は、パウエルと元ニューヨーク市長のルディ・ジュリアーニが出演した乱暴な記者会見の後に行われたもので、彼らは「大規模な」投票権の不正操作が行われたと主張し、その多くをドミニオンの投票システムに責任を負わせた。
 「我々には、それがどのように機能しているかを説明した非常に強力な証人が一人いる」とパウエルは述べた。「彼の宣誓供述書はリン・ウッドの嘆願書と彼がジョージア州で起こした訴訟に添付されている。... 彼は選挙の夜に複数の州が投票を停止したのを見てすぐに、ここでも同じことが起こっていることを知った。」
 パウエル氏は、選挙の夜の投票数の様々な 「スパイク(急激な増加)」はトランプ氏から票を盗み、次期大統領ジョー・バイデンを勝利に導くために誰かがソフトウェアを使用していた証拠だと主張しました
 「ここで見ている汚職のレベルに関しては、共和党民主党の候補者が......自分たちのためにシステムを操作するためにお金を払ったかどうかはわかりません」と彼女は付け加えました。
 ドミニオン社は、投票の切り替えやソフトウェアのエラーなどの不正行為の告発を「断固として」否定している。
 カールソン氏の木曜日の夜の番組に対して、パウエル氏はワシントン・エグザミナー紙に次のように語った。「どうやらカールソン氏は今日の記者会見を欠席したようだ。私は彼とすべてのジャーナリストに、これまでに提供したすべての資料を確認し、独自の調査を行うことを引き続き奨励したい。証拠が続々と寄せられていますが、5分間のテレビの出演は今の私の焦点ではありません。"証拠を集めて裁判を準備することが 私の最優先事項です"」

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