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結束が緩むEU

ベラルーシ旅行記: 夫婦バックパッカーの旅日記

上の写真から見る限りでは、ベラルーシプロイセンの影響が大きいのですね。ポーランドが破られれば、ドイツはロシアの前に崩壊することになります。ですから、ベラルーシの問題はほとんどドイツ問題と言っても良いのですが。

 「欧州連合(EU)は21日、ブリュッセルでの外相理事会で、大統領選後の混乱が続くベラルーシ問題を協議したが、選挙結果改ざんや抗議弾圧の責任者への制裁は決定できなかった。キプロスが、東地中海での資源開発をめぐり対立するトルコにも同時に制裁を科すよう求め、全会一致が必要な決定を阻止した。

 24日からのEU首脳会議で議論し打開を図るが、決定は早くても来月12日の次回理事会となる見通し。EUがベラルーシ大統領選直後の8月半ばに制裁方針で合意してから1カ月以上。ルカシェンコ政権が弾圧姿勢を緩めない中、対応の遅れによる悪影響を懸念する声も出ている 

ベラルーシ制裁、決定できず 反政権派候補は支援要請―EU:時事ドットコム

ロシアのプーチン共々ベラルーシのルカシェンコ大統領は、大統領選で不正行為を働いていたようなので、本来であれば、EUももっと厳しい制裁措置を執っていても良かったはずです。それができないのは、ロシアに対する忖度と、EU内部での諸国間の関係の悪さでしょう。こうした重要な問題で意見の一致が見られないようならば、ここは非常に危ない女ユーケーyほうにあると言えるでしょう。EUも組織としての限界に来ているのかも知れません。マーケットを広げるためだけにユーロ圏を拡大しただとすれば、大きな過ちだったのかも知れません。英国は足抜けして良かったのかも知れませんね。