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ハリウッドの落日

South Park The Fractured But Whole (輸入版:北米) -Switch

このところアメリカのアニメで高い評判を獲得したのがサウスパークでした。それは、中国によるメディア支配を作品のなかで明らかにしたためです。思えば、このころからハリウッドの落日は始まっていたのかも知れません。

  ハリウッドが医科に中国に汚染されていたかというと、33年前に大ヒットした米戦争映画「トップガン」の続編(2020年夏公開予定)の予告編で、主演のトム・クルーズ氏が着ているフライトジャケットの背中のワッペンから、前作にはあった日本と台湾の旗が消えていた事などが有名です。」

「 ディズニーの新作実写映画「ムーラン」で、撮影の一部を中国・新疆ウイグル自治区で行っていたことが明らかになった。新疆をめぐっては、中国政府がイスラム教徒のウイグル人を迫害しているとして、国際的に批判が出ている。
 「ムーラン」のエンドロールでは、新疆自治政府の治安機関に謝意を表明している。新疆では過去数年間で、100万人超のウイグル族と他の少数民族が、収容施設に入れられているとみられている。
 ディズニーは撮影地や協賛をめぐる議論についてコメントしていない。
 中国は新疆の収容施設について、反過激主義の教育を目的とした、自主的に入る学校だとしている。
 「ムーラン」は1998年にアニメ映画化された同名作品の実写版。今年公開される大作のひとつとして注目を浴びている。
 しかし今作については、公開以前からボイコット運動が始まっている。主演の劉亦菲(リウ・イーフェイ)氏が昨年、香港で続いていた民主化デモをめぐり、デモ参加者への暴力などが取りざたされていた警察への支持を表明したのがきっかけだ。
 さらに今月7日には、映画のエンドロールに新疆自治政府の機関が複数掲載されていることを、ソーシャルメディアのユーザーが発見。トルファン市の治安当局や、「中国共産党新疆ウイグル自治区委員会広報部」といった名前もあった。
 エンドロールの名前を指摘した呉志麗さんはツイッターで、「(新疆は)文化的ジェノサイド(大量虐殺)が行われている場所だ。ディズニーは新疆で広範囲な撮影を行ったが、字幕では『中国北西部』と表記されていた」と指摘した。
 中国の専門家エイドリアン・ゼンツ氏はBBCの取材で、トルファン市の治安当局は、ウイグル人の「再教育」を行っている部署だと説明。
 また、エンドロールにあった「広報部」は新疆でプロパガンダ政策を任されている部署で、収容施設の建設や、施設内の警備員の雇用も行っているという。
 ゼンツ氏によると、トルファン市では少なくとも2013年8月から「再教育」が始まった証拠があり、女性がヴェールをまとったり、男性がやひげを生やしただけで収容施設に送られている。
 「ムーラン」のニキ・カーロ監督は2017年、自身のインスタグラムに新疆の首都ウルムチ市にいる写真を掲載している。また、同作品の制作チームは建築雑誌「アーキテクチュアル・ダイジェスト」の取材で、撮影地の調査で数カ月間、新疆に滞在していたと話していた。」

ディズニー新作映画「ムーラン」、新疆で撮影 エンドロールで発覚 - BBCニュース

主役の女優が中共の香港政策を支持しただけで、もうこの映画はお蔵入りの雰囲気がしてきますね。中国国内は又話は違うのでしょうが。中国以外で上映できない、もしくは非難される映画って何なんでしょうね。中国の共産党体制の非人間性が、今は世界中の全ての人に明らかになっているのに、ここで敢えて中共の支持を表明すれば、打撃は大きいでしょう。すべては中国共産党がこの世から消滅する方向に進んでいるとしか思えないエピソードです。