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黒海で緊張高まる

僕だけがいない街(9) (角川コミックス・エース)

 そろそろ中国だけが存在しない世界を考えても良い時期に入ったと思うのですが、その行く先を暗示するような事件が起きています。

 B52がグアム基地、いやインド洋のディエゴ・ガルシア基地に行くのであれば理解出来るのですが、なんと、ウクライナにまで足を伸ばしています。

 

「 スカイニュースによれば、シリアとイラクイスラム国家に対抗する使命の一環としてキプロスに配備されているイギリスのタイフーン戦闘機がロシアとの緊張の中で黒海地域を飛行している
 軍事情報筋によると、この地域でロシアの軍事演習が行われたため、ボイジャー給油機に支援された英空軍タイフーンが金曜日にこの地域に派遣された。
消息筋によれば、彼らが駐留している英国の空軍基地から多数の米軍のB52爆撃機もこの空域に飛行しているとのことだ。
国防省の広報担当者は、「黒海地方で空軍のタイフーン戦闘機が作戦行動を取っていることが確認できたとのべた。
出撃は、地域の同盟国やパートナーとの継続的な協力をサポートする英国の能力を示し、関係と地域の安全を深めている」と語った。
 ロシアによれば金曜日に黒海の上を飛んでいる三機のUS B-52戦略爆撃機を迎撃するために8機の戦闘機をスクランブルさせた。
 軍用機と軍艦の動きを追跡するツイッターアカウントは、キプロスの空軍アクロティリからウクライナに飛んだ台風ジェットについてツイートしました。」

RAF jets involved in IS mission sent to Black Sea amid Russia tensions | World News | Sky News

中国との対決が終わらないうちに米英とロシアの対立が始まったのが興味深いですね。これが、ベラルーシでの状況に対する米英なりの反応とも見ることが出来ます。いまやロシアの皇帝となったプーチンベラルーシでの独裁政権の転覆が座視出来ないように、米英もロシアの反体制派政治家の毒殺に怒り心頭なのでしょう。

 このままでは、中国と同時にロシアもやっつけるということになりそうです。