トルコのF35の行く末は

米国空軍が買い戻す事になったそうです。

 「　 トルコが昨年の合同ストライキ戦闘機プログラムから追放された後のトルコのF-35 に何が起こるかについての1年間の推測の後、国防総省は月曜日の夜に特徴的な非クライマックスの方法でその決定的な答えをその毎日の契約発表を通して与えました。
　米空軍は、ロッキードマーティンがトルコ向けに最初に建造したF-35Aの通常の離着陸用ジェットを8億6200万ドルの契約変更の一環として正式に購入します。契約にはまた、空軍用に構築された追加の6つのF-35Asと、トルコのジェット機を米国の構成に合わせるための変更が含まれています。（中略）
　トルコはプログラムの過程で100個のF-35Asを購入する予定でしたが、米国当局からの警告が繰り返され、ロシアからS-400防空システムを受け入れたため、昨年7月にプログラムから追放されました。その時点で、トルコの最初のF-35はすでに生産ラインから降りてきており、そのパイロットとメンテナンスは、アリゾナ州ルーク空軍基地とフロリダ州エグリン空軍基地の米国人と並んで飛行し、修理する訓練を受けていました。 、航空機は公式にトルコに配信されたことはありません。
　それ以来、トルコのジェット機の運命は未解決の問題でした。1月、Defense Oneは24台のトルコのF-35が生産のある段階にあると報告しましたが、国防総省の武器購入者のEllen Lordは記者団に、ワシントンとアンカラは彼らに何が起こるかについて合意に達していないと述べました。」

It’s official: US Air Force to buy Turkish F-35s

　トルコとの関係が悪化しているのですから、これは当然なのですが、F35はロシア製の武器との兵要は許さないと言う方針が米軍にあるようです。個々で問題に成るのがインドなのです。印度は航空機を含めてロシア製の武器を大量に購入しています。従って、インドにF35は売却出来ないということになります。

　これは中国と対決しなければならないインドにとっては不利な条件と言えるでしょう。インドやトルコ向けの中程度の軍備をどの国が提供するのかが今後の問題になるでしょう。