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米陸軍がU2を飛ばしていた

War

U2なんて昔の話しすぎてこのアルバムしか思い出せませんが、有名な偵察機でしたね。

U2と言えば冷戦が真っ盛りの頃から使われていた偵察機です。当然中国に偵察に行って撃墜され、U2パイロットが十数年もよく有されるという事件もありました。そうした冷戦期の慣行が復活しているのです。 

「北京は、米国がU-2スパイ機を中国が指定した「飛行禁止区域」に送り込んだことに抗議した。 米軍は、同機は国際ルールに違反していないと回答した。

8月25日、中国国防省は、U-2偵察機が実弾射撃訓練のために、人民解放軍(PLA)の北部戦域の飛行禁止区域に「不法侵入」したと発表した。 国防省の報道官呉銭は、U-2偵察機が北部戦域での実戦演習のためにPLAの飛行禁止区域に「不法侵入」したと述べ、同機は「中国側の通常の訓練活動を真剣に妨害し、米中の海軍と航空安全のための行動規範と国際慣行に真剣に違反し、容易に誤解と誤審、さらには海軍と航空の事故につながる可能性がある」と付け加えた。 中国側は断固反対しており、米国に真剣に申し入れをしているという。

中国国防省報道局の公式マイクロブログでは、偵察機の位置などは特定されていない。 米軍は8月22日から26日まで、8月24日から9月30日まで、山東省の青島と連雲港の間の海域と渤海海域で実弾射撃訓練を実施すると発表した。

米軍は2日、中国の告発に応じた。 米太平洋空軍は声明で、U-2偵察機の飛行を確認したが、規則や規則に違反していないと指摘した。

U-2偵察機がインド太平洋の作戦本部で打ち上げられたが、航空機の飛行を管理する一般に受け入れられた国際的なルールと規制に従って飛行した」と声明は述べている。 太平洋の空軍関係者は、国際法で認められている場所であればどこでも、私たちが選んだ時間とスピードで飛行し、活動を続けていきます。

U-2の性能が大幅に向上

U-2は「ドラゴンレディ」とも呼ばれ、LOMAC社製の単座・単発(エンジン)高高度偵察機である。 ドラゴンレディ」と呼ばれるこの偵察機は、高度7万フィート(21,336メートル)で24時間全天候型の偵察任務を遂行することができます。 最高速度は時速805キロ、飛行距離は960キロ。

しかし、中国国防省も米軍も声明の中で事件の正確な場所を明らかにしていない。 これに対し、北京大学海洋研究所の「南シナ海戦略的状況認識」プロジェクトのプラットフォームは25日、より詳細な情報を公開した。

米陸軍のチャレンジャー650偵察機が現地時間の午前8時に南シナ海上空で発見された。 飛行機は現地時間の午前8時頃に東から西へバス海峡を渡り、南シナ海に入り西へ飛んだ。

米太平洋軍合同情報センターの元軍事アナリスト、カール・シュスター氏は、北京の主張に懐疑的な見方を示した。 CNNはシュスターの発言を引用して、「オーバーヘッド(頭上での操縦)は、今までにあったとしても非常に稀なことだ」と述べた。

シュスター氏は、U-2の高度は初期の利点であったが、ここ数十年で大幅に改良され、長距離偵察が新たな利点となったと述べている。

シュスター氏は「U-2には、数十マイル離れた場所からも監視・撮影が可能な長距離偵察システムが搭載されている」と語った。 本機には電子式・長距離赤外線電気光学センサーも搭載されています。米軍の偵察装備は非常に発達しており、中国の軍事演習を監視するために近接偵察を行う必要はないと述べた。

退役した米軍情報将校は、米軍機が中国の軍事演習の飛行禁止区域に進入するという危険な作戦を断片化するために、北京はいまだにU-2偵察機を縦空でしか撮影できないプラットフォームとして旧態依然とした見方をしていると指摘した。

かつて南シナ海に派遣された米軍の偵察機は、ほとんどが米空軍と米海軍に所属しており、米陸軍機が南シナ海に出没することはほとんどなかった。 米陸軍のチャレンジャー650が今月、南シナ海で10回近く出撃しているのが目撃されています。」

https://bowenpress.com/news/bowen_224956.html

 こないだエントリーで挙げたのはU2だったんですね。いやあ失敬、失敬!

それにしても、米陸軍がU2を所有していたことにびっくりですが、それを実践で用いるというのがもっとびっくりです。つまり、米軍は全軍で中国に対抗しようとしているという事なのでしょう。