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弱気な中国

弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった【電子特典付き】 (ビーズログ文庫)

 こわもてを演じてみて失敗したんだったら、しおらしくするより、自らの無作法を反省した方がよいと思うのですが、少しおとなしくすれば許してくれるかもと考えるところがいやはやなんともチャイナクオリティ

 「 11月の米大統領選挙が迫る中で、トランプ政権との応酬を続ける中国の指導部は、米国との緊張を緩和したいとのシグナルも送っている
 トランプ大統領は短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」や通信アプリ「微信ウィーチャット)」との取引を禁じる大統領令に署名したり、この40年で最高位の米高官として台湾を訪問したアザー厚生長官と蔡英文総統との会談を実現したりしているにもかかわらず、中国外務省や外交トップの反応は比較的抑制されている
 中国の高官や香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官らに対する米制裁への対抗措置も、トランプ政権高官を直接標的とはせず、やや控えめだった。
 中国の外交担当トップ、楊潔篪共産党政治局員は7日、米国との対話の扉はなお開いていると指摘。現在の緊張の原因は「少数の」米政治家にあるとし、より幅広い米政策当局者に訴えかけることを目指した。
 中国当局は国内経済と国家の威信を傷付けかねないトランプ大統領の行動を誘発せずに強い姿勢を示すバランスを探ろうとしているようだ。11月3日の大統領選前に状況が完全に悪くなることを避けられれば、誰が当選しても交渉の余地が若干残ると考えられる。
 中国の手法にはリスクがつきまとう。トランプ政権が中国に対する圧力を今後も強めれば、出方が変わる可能性もある。重大なテストは米中両国が1月に達した第1段階の貿易合意を維持するかどうかで、合意順守を巡る高官協議が今週行われる見込みだ。」

トランプ政権と応酬続く中国、緊張緩和望むシグナルも発信 - Bloomberg

 まあ、大統領選でトランプを調子づかせてはならないという発想があるのでしょう。でも、バイデンに変わったからといって反中で燃え上がっている米議会をなだめることができるとは思いません。よって、バイデントランプどちらが選ばれるにせよ、大統領選が終わってから事態は大きく展開すると考えられます。