中国を襲う第二波
やはりというべきか、中国もまだまだ止まりそうにありません。
「 中国河南省郏県で新型コロナウイルス感染例が報告され、約64万人が住む同県が再び封鎖された。症状のない感染者の存在が、封じ込めを困難にしていることが浮き彫りになった。
郟県は1日、全ての居住区を封鎖し、出入りする際に身分証明書の提示と、マスクの着用、体温測定を義務付けた。車の通行も制限される。
河南省では3月29日、それまで30日連続でなかった新たな新型コロナ感染例が報告されたと中国メディアが伝えた。
感染しているが症状のなかった医師を訪れた女性1人が新型コロナに感染した。研究者らはこうした見えない感染者がウイルス拡散に大きな役割を演じ得ると指摘している。
中国は3月19日に新たな感染者がゼロとなった後、感染拡大の封じ込め成功を宣言したが、国内および入国者からの感染「第2波」への懸念は強まっている。
郟県では3人の医師がウイルスに感染してたことが、59歳の女性が発症して3月28日に感染が確認された後で分かった。女性は医師の1人を訪ねていた。」
中国河南省で人口64万人の県が再び封鎖-無症状者から感染で - Bloomberg
無症状者を患者としてカウントしていないので、これは当然でしょう。さらに、産経新聞に拠れば、
「 米ブルームバーグ通信は1日、複数の米当局者の話として、米情報機関が中国での新型コロナウイルス感染の死者数と感染者数について、中国政府が実数よりも少ない虚偽の数字を公表しているとする機密報告書をホワイトハウスに先週提出したと伝えた。
中国政府はこれまでも感染者数に関し、無症状の感染者を算入してこなかったことが発覚し、1日になってから無症状者数を公表し始めた経緯がある。
感染者数と死者数の過少報告が事実とすれば、ウイルスの伝播力や致死力などを判定するデータの信頼性が根底から揺らぐ恐れがあり、国際社会の批判が改めて強まるのは確実だ。
米ジョンズ・ホプキンズ大の集計(1日現在)によると、中国の感染者は約8万2000人、死者は約3300人。中国政府は都市封鎖などの厳格な措置をとった結果としているものの、ホワイトハウスのバークス新型コロナ対策調整官は3月31日の記者会見で中国の公表数字は「誰の予想をも下回っていた。相当な量のデータが欠落していると思われる」と指摘した。」
中国が新型コロナ感染者・死者数を虚偽公表か 米情報機関が政権に報告書 米報道 - 産経ニュース
実際には相当数の志望者が隠されていると考えられます。このままでは数万人どころか数百万人単位で犠牲者が生まれそうです。中国の人口もこれで大きく減少することでしょう。ある意味で人口の多さだけが頼みの綱であった中国にとってこれはかなりまずい事態でしょう。やはり中国は信じられないという評価だけは残りそうです。