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北朝鮮の異常

エンド・オブ・ホワイトハウス(字幕版)

ホワイトハウスではなくて破滅するのは金正恩のようですが。

 このところ北朝鮮のちぐはぐな動きが目立っています。

1.金与正の不規則発言

北朝鮮朝鮮労働党金正恩委員長の妹で、党第1副部長の与正(ヨジョン)氏が2020年3月3日、国営メディアを通じて、青瓦台(韓国大統領府)を非難する声明を出した。   これまで与正氏は、正恩氏の随行員のひとりとして国営メディアに登場することが多かったが、自らの名義で声明を出すのは初めて。   声明のタイトルは「青瓦台の低能な考え方に驚愕」。与正氏は18年2月に行われた平昌五輪開会式出席のために韓国を訪問し、青瓦台文在寅ムン・ジェイン)大統領とランチミーティングをしている。その与正氏が韓国に対して厳しい声明を出したことで、南北関係の冷え込みが改めて浮き彫りになったと言えそうだ。」

金与正氏、青瓦台を「低能」「三歳の子ども」 妹に韓国罵倒させた、正恩氏の狙いは : J-CASTニュース

2.金正恩の親書

韓国大統領府は5日、北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)委員長から韓国の文在寅ムン・ジェイン)大統領宛ての親書を受け取ったと発表した。親書は4日付で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「韓国が(ウイルスに)必ず勝ち抜けると信じている。南の同胞の大切な健康が守られることを祈る」と慰労する内容だったという。」

金正恩委員長、韓国に親書 新型コロナに「勝利信じる」 (写真=共同) :日本経済新聞

3.ミサイルの発射

北朝鮮が9日、事実上の短距離弾道ミサイルを含む複数の兵器を同時多発的に発射した。韓国や在韓米軍を標的にした新兵器が実戦配備段階に達したと誇示する狙いとみられる。だが、韓国の文在寅ムン・ジェイン)政権は、金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の相次ぐ揺さぶりもあり、毅然(きせん)とした立場を打ち出せずにいる。
 韓国軍は、発射されたうち3発は2日に発射されたのと同じ「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」と分析。昨年8月以降、5回発射され、軍当局が軌道などから実質的な短距離弾道ミサイルとみる新兵器だ。
 1、2発目は前回と同じく約20秒間隔で発射され、連射性能の着実な向上を裏付けている。ただ、2、3発目には約1分間の間隔があいており、連射に関しては改良段階の可能性もある。
 北朝鮮新型コロナウイルスの拡散を防ぐために国内統制を強化。朝鮮人民軍の冬季訓練も中断といえるほど大幅に縮小されたという。韓国情報当局は、2日の発射について訓練縮小に伴う内部の動揺を払拭する目的があったと分析する
 一方、試験ではなく、実戦想定の訓練として別の放射砲と織り交ぜて発射されており、韓国への脅威が高まったのは確かだ。」

北のミサイル 金正恩氏は実戦配備誇示 腰引ける文政権 - 産経ニュース

 

 この流れから推測できるのは、北朝鮮がコロナウィルスでくるしんでおり、行き詰っている、そして軍から突き上げを食らっているということではないでしょうか。このままでは金一族になにか変動がありそうです。