サウジアラビアで進む逆クーデター
以前の大臣級の王族を次々に逮捕というのは、ただごとではありません。
それでも、背景ははっきりしています。
「石油輸出国機構(OPEC)加盟国とそれ以外の主要産油国で構成するOPECプラスは6日、追加減産で合意できず、協議は決裂した。サウジアラビアが一段の減産を迫ったが、ロシアは拒否した。複数のOPEC代表が明らかにした。」
OPECプラス会合、追加減産で合意なし-ロシア反対で協議決裂 - Bloomberg
合意したという報道も有りますが、結局はロシア次第のようです。これで原油収入の減少は回避できない事態となりました。いぜん他の王族から財産をはぎ取ったように、今回も、行為王族から財産をはぎ取ると考えられます。サウジアラムコの株の上場もうまくいかず、資金が枯渇しているのでしょう。
今後予想出来るのはサウジアラビア内部でのモハンメド・ビン・サルマン皇太子にタイするテロ活動でしょう。それ以外にもテロ一般がヨーロッパなどで流行する可能性があります。今回のコロナ騒動と言い、ますますヨーロッパは遠い存在になりつつあります。まあ、ガソリン価格は下がるので良しとしましょう。