金欠になった中国
さりげなくブルームバーグが報じていますが、この利率で発行するのですから、中国政府も相当金欠におちいっているとかんがえるべきでしょう。
「 中国財政省は26日午前、4本建てで発行するドル建て債の価格ガイダンスを公表し、昨年より高めの利回りプレミアムを提示した。ドル建て債発行は3年連続だが、記録的規模の起債となる可能性がある。
イニシャルガイダンスによれば、5年債の価格は米国債に対して65ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)エリアとなる。昨年は50bpエリア、2017年は30-40bpエリアだった。条件は今後も変更される可能性がある。
事情に詳しい関係者によれば、午前中に3年債と10年債、20年債を含む4本建てで150億ドル(約1兆6350億円)を超える注文があった。目標は60億ドル。
高騰国際資産管理の債券担当マネジングディレクター、ウォニー・チュー氏は最終価格設定でプレミアムは低下すると予想。「質の高い発行体に対する需要を踏まえ、投資家から強い買い意欲があるとみている」と述べた。」
中国と米国、第1段階の合意に向け対話継続で同意-中国商務省 - Bloomberg
日本の銀行、みずほとか東京三菱とかがよろこんで買いそうな内容ですね。それでも再建で重要なのは、中国の国債が米国債と同じぐらいの流動性をもつかという点です。これはのちのち大問題になる予感がします。