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ジャガイモを投げつけられる米軍

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 トランプ大統領は、肝心の所で、同盟関係の重要性を理解していないようです。

 「 AP通信によると、シリア北東部のカミシュリ市の住民は、地域からの米軍の撤退に怒って、月曜日にクルドの都市を離れる際に米軍車両に対しジャガイモを投げつけた
 住民は英語で「ノー・アメリカ」と「アメリカの嘘つき」を叫んだ。別の男はアラビア語で「ネズミのようにアメリカは逃げている」と叫び、トルコ軍がこの地域に進出して以来の民間人を殺害していると叫んでいる者もいる。
 他にも、抗議運動が地域全体に現れているアメリカとトランプ政権が、イラクとシリアのイスラム国家(ISIS)との戦いで重要な役割を果たしたにもかかわらず、その後、クルド軍を裏切ったとして非難しているのだ。
 タル・タムの町の近くで、日曜日に出国する米軍が地元の抗議者に会いました。一人の男がアメリカのバンを妨害し、「米国の人々に感謝しますが、トランプは私たちを裏切りました」と書いたポスターを持っていた。
 米国のマーク・エスパー国防長官は、国の東部の油田を確保するために、小さな残留米軍が国内に残る可能性があると述べたが、まだ最終決定を下していないか、トランプ大統領に提案を提出していないと付け加えた
 報道によると、米国当局により仲介された停戦により、日曜日にクルド人の戦闘機はトルコとの国境近くのラス・アル・アインの町から退却した。
 クルドの高官であるRedur Khalilは、「彼の指揮下の部隊は協定を順守するが、町にとどまることを望むクルド人の民間人を保護するメカニズムが必要であると述べた。仲裁者としてのアメリカは、トルコの違反を抑止するには弱いままだだ」と語った。」

Syrian residents throw potatoes at departing US vehicles | TheHill

 結局、自国の利害に関わりがなければ、アメリカは簡単に見捨てる国だということを、トランプ政権は世界中に知らしめたことになります。これからは、アメリカを中心とする同盟を機軸にした平和維持体制が徐々に崩れていくことになります。

 おそらくは今後20年ほどの間に、アメリカを中心とした国際秩序は大きく変貌を遂げるかも知れません。トランプ大統領は、同盟関係の重要性を理解していないようなので、これは避けられないでしょう。