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中東が動く Part 1

アラビアのロレンス (字幕版)

 いよいよ、中東和平への動きが始まりました。

 「 ハーレツ紙によれば、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス大統領は、パレスチナ・ヨルダン連合の形成を含む平和計画をトランプ大統領のチームが提示した。
 アッバス議長は、イスラエルの議員に対し、イスラエルが提案された連合の一部となるまで、同計画を拒否すると語った。
 アッバス議長は、イスラエルの左翼活動家や議員に、「ヨルダンとの連立を信じるかどうか尋ねられた」と述べた。 「私は答えた。それは構わない。私はヨルダンとイスラエルとの連合が欲しい。私はイスラエル人にこのような提案に同意するかどうか尋ねた」
 アッバス議長は、イスラエルの駐韓米大使館をエルサレムに移した後、ホワイトハウスとの関係を断ち切った。このアメリカの動きは、パレスチナエルサレムの部分的所有権を認める国際法に逆行した動きとしてパレスチナ人にはみなされている。
 しかし、彼は米国を巻き込んだ和平交渉への意欲を引き続き表明してきた。
 Axiosによると、セキュリティと情報関係者のパレスチナ代表団は現在、ワシントンD.C.でCIAとの会談を行っている。
 アッバス議長は日曜日の会議で、イスラエルとの平和計画に土地交換協定を含める意思があると述べたが、詳細は明らかにしなかった、とハーレツ紙は報じた。
 パレスチナ難民に援助を提供する機関である国連救済活動機関への資金提供を中止すると発表した国務省が発表した後、アッバス議長とホワイトハウスチームとの間の会合が始まった。
 パレスチナ自治政府の大統領は、ホワイトハウスのジャレッド・クシュナー上級顧問と中東特使ジェイソン・グリーンブラットとの会談後、米国は「パレスチナ人に対して敵対的で平和プロセスを閉鎖している」と述べた。
 クシュナーとグリーンブラットは、イスラエルパレスチナの平和計画を策定する任務を果たしているが、公表される時期は発表していない。」

Abbas: Trump team offered plan for Palestinian-Jordanian confederation | TheHill

 つまり、パレスチナはヨルダンに引き取ってもらうというのがトランプ政権の、そしてイスラエルの要求ということです。

 それに対して、パレスチナは、ヨルダン・イスラエルパレスチナの連合を要求しています。ユダヤ人だけの国にしてしまいたいイスラエルにとっては絶対に呑めない逆提案です。ですから、あとはパレスチナがどこまで抵抗するかが焦点になるでしょう。もう一方のカウンターパートであるヨルダンの動きにも今後は注目です。