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どう転んでも米中戦争は始まる

最強軍団アメリカ海兵隊

 現在は、まだ貿易戦争の段階ですが、あと数年もすれば、米中の軍事衝突が始まる可能性は高いでしょう。

 「 米国とオーストラリアの関係者らは、火曜日に、カリフォルニア州パロアルトのスタンフォード大学フーバー研究所が主催する米豪閣僚協議(AUSMIN)が開催されている間に、できるだけ早期に、オーストラリアにローテーションで赴任する海兵隊将兵を2,500人に増加させると発表した。
 ダーウィン海兵隊巡回軍は、8機のMV-22オスプレイ、それにM777榴弾砲を備え、1587名の要員から構成されている。現在、巡回軍に派遣されている兵員数は現在のところ過去最大であり、2012年に導入を開始して以来7回目になる。
 ダーウィンへの海兵隊の配備は、2011年にバラク・オバマ大統領とジュリア・ギラード首相のもとで開始された軍事行動計画の一環である。ダーウィンへの最初の数回の巡回は約200〜250人海兵隊で構成された
 両国間のイニシアチブの目的は、オーストラリアでの海兵隊のプレゼンスを2,500人に増やすことであった。
 海兵隊は、第二次大戦以来、着実にオーストラリアに拠点を築いてきた。今回第二次大戦以来最大規模の軍の派遣は、中国の台頭に対抗するためである。
 海兵隊はまた、グアムのような太平洋の他の地域にも沖縄の海兵隊を派遣しようとしている。沖縄に駐留する海兵隊員は約22,000人である。
 スタンフォード大学主催の2日間のAUSMIN会議には、マイケル・R・ポンペオ国務長官とジェームス・マッティス国防長官、ジュリー・ビショップ外相とマリセイン・ペイン国防相が参加していた。
 米国防長官と豪国防大臣は、特に、オーストラリアにおける米豪軍の軍配置イニシアティブを完全に実施することにより、インド太平洋地域における米豪防衛協力の重要性を強調した。彼らは、米国とオーストラリアの相互運用性を改善するためのダーウィン海兵隊巡回軍の価値を強調した。」

Marine Corps presence in Australia to rise to 2,500 as soon as possible

 現在でこそ米中貿易戦争に関心が集中していますが、アメリカもオーストラリアも対中国戦の準備に余念がありません。ここからそこはかとなくうかがえるのは、沖縄の22000名の海兵隊は規模が大きすぎるかもしれないということです。中国人民解放軍の戦略ミサイル軍の餌食になる可能性が高いためです。海兵隊のグアムやオーストラリアへの移動は、そうした被害を回避するためと考えられます。中国を粉砕するというアメリカの決意は固いということです。