FirstHedge 明日の投資情報

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ウクライナ・台湾

 

 この蜂蜜はおいしそうですね。しかし、このままでは露西亜産になってしまいそうです。

  ウクライナというのは基本的に農業国で黒土地帯の豊富な農作物が国家を支えていると言っても過言ではありません。それから、ロシア時代に武器産業が成長し、それが遺産になっています。ロシアがウクライナをほしがるのは、ソビエト時代に復帰したいという願望の表れなのでしょう。

「ブリンケン米国務長官は、ロシアが対ウクライナ国境付近で軍部隊を増強し、緊張が高まっていることについて「ロシアが無謀、攻撃的に行動すれば、代償を払い、結果を伴う」と強く警告した。「バイデン大統領もこのことを非常に明確にしている」と強調した。
 11日放映の米NBCテレビのインタビューで語った。ブリンケン氏は「対ウクライナ国境でのロシアの行動に本当に懸念を抱いている」と断言。「欧州の同盟国やパートナー諸国との間で連絡や協調を密にしている」と現状を説明した。
 ロシア軍増強の兆候が見られる中、過去数週間、ウクライナ東部では政府軍と親ロシア派武装勢力の衝突が激化してきた。大規模な戦闘に発展するのではないかと懸念が高まっている。
 ロシアは軍の動きを否定しないが、ペスコフ大統領報道官は11日、ウクライナを相手とした戦争には向かっていないと主張。一方で、ウクライナ東部の親ロシア派の住民保護に「無関心ではいられない」と指摘した。
 ホワイトハウスは、国境付近に展開するロシア軍部隊が、ウクライナ南部クリミア半島併合後に東部で紛争が始まった2014年以降、最大規模に膨れ上がっていると認識している。東部の紛争の死者はこれまでに1万3000人を超える。
 これより先、黒海を隔てたトルコのエルドアン大統領は10日、イスタンブールウクライナのゼレンスキー大統領と会談。共同記者会見で「われわれ共通の地域で緊張が高まるのを望まない」と訴えた。さらに「現在の危機は平和的に解決されなければならない」と述べ、場合によっては仲介に踏み込む姿勢をにじませた。
 ゼレンスキー氏も「われわれの領土主権を取り戻すため、トルコの支援は必要不可欠だ」とエルドアン氏への期待感を示した。」

米国務長官、ロシアに警告 ウクライナ緊張、戦闘に懸念:時事ドットコム

ロシア軍の4分の1が動員されているようです。これだけならば問題にはならないのですが、台湾情勢と一致しています。

「 国防部(国防省)は12日、中国人民解放軍の軍用機延べ25機が、台湾南西の防空識別圏ADIZ)に入ったと発表した。中国軍機による進入は同日まで10日連続で一日の飛来機数として同部が台湾周辺空域の中国軍の動向を公表し始めた昨年9月以来の多さとなる。
 この日に確認された中国軍機は、Y8対潜哨戒機2機、KJ500早期警戒管制機1機、戦闘機の「殲10」4機、「殲16」14機などの計25機。空軍は哨戒機部隊を派遣し、無線での警告や地対空ミサイルによる監視、追跡で対応した。
 中国が台湾への軍事的圧力を強めている問題に対し、ブリンケン米国務長官が11日放映の米NBCテレビの報道番組で「台湾海峡の緊張を高めている」と懸念を示すとともに、力によって現状を変更しようとするのは「重大な間違いだ」と非難した。

中国軍機、10日連続で台湾の防空圏入り 過去最多の25機 | 政治 | 中央社フォーカス台湾

ロシアと中国が示し合わせてこうした軍事行動をとっているとしか考えられません。このような緊張関係が各地で高まった状態で戦争に突入するかも知れません。