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プーチンのワシントン訪問

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 トランプ大統領は、プーチンをDCに呼びたいようです。

 「「ロシア大使は、今秋、ホワイトハウスブッシュ大統領プーチン大統領との2回目の会談について「議論の準備ができている」と述べた。
 アナトリー・アントノフ大使は、第2回首脳会議に移る前に、首脳会議の結果を「対処する」ことが重要だ、とAP通信は報じた。
 「ロシアはいつもそのような提案にオープンだった。私たちはこのテーマについて議論の準備が整っている」とアントノフは語った。
 ホワイトハウスは木曜日に、トランプが国家安全保障担当補佐官ジョン・ボルトンに第二回会合のためにプーチンをワシントンに招待するよう要請したと述べた。クレムリンは、ホワイトハウスの招待を受け入れるかどうかの最終決定を下す。
 両首脳は、月曜日にヘルシンキで会見し、共同記者会見を開く前にドアの近くで約2時間話しました。トランプ氏は首脳会談以来、ロシアの対応のために厳しい監視に直面している。
 第2回首脳会談の見通しは、共和党上院議員を含む議員からの反発に直面している。ミッチ・マコネル上院議員のスポークスマンは、プーチン大統領は米国議会に招待されることはないと述べた。
 AP通信によると、アントノフはまた、トランプとプーチン大統領が会談中にウクライナ東部で国民投票を議論したとの報告を確認したプーチン大統領は、進行中の紛争をどう処理するかについて、「具体的な提案」を行った。
 プーチン大統領は、ウクライナの分離独立地域に国民投票を開催し、2014年にロシアのクリミア合併後に住民が地位を決定できるよう、ブルームバーグに語った。」」

Russia ‘open’ to Putin-Trump DC meeting | TheHill

 トランプ大統領にとって、ロシアとの関係改善が最優先されるということです。ただ、EU諸国を「敵」と言っておいて、ロシアを友人扱いするということは、今後の同盟関係のあり方を急激に激変させるものであることはこれまでにも指摘した通りです。

 この記事似も指摘されているように、ロシアの国際社会への復帰を阻んでいるのは、ウクライナ問題です。クリミア侵略をアメリカが認めるならば、事実上NATOの終わりなのですが、敢えてその方向に進もうとしているのがトランプ大統領です。

 NATOが崩壊するかどうかは置くとしても、トランプ大統領英国を除くEU諸国を放棄し始めているとは言えるでしょう。