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戒厳令が近いと思われても仕方がない

 

戒厳令、何と美しい言葉の響きでしょう。

 それは冗談ですが、ペンタゴンの動きには注目です。

「 ジョー・バイデン(Joe Biden)次期米大統領の政権移行チームは、国防総省が突然、情報共有のためのブリーフィングを中止したことを明らかにした
 政権移行チームを統括するヨハネス・エイブラハム(Yohannes Abraham)氏は、国防総省からの協力はこれまでも限定的なもので、「今週、突然中止されたと知って懸念している」と述べた。
 ドナルド・トランプDonald Trump)大統領は、大統領選でバイデン氏に敗北したことを認めていない。慣例として行われる政権移行チームへの協力を政府機関に許可したのも、つい最近になってのことだった。
 トランプ政権のクリストファー・ミラー(Christopher Miller)国防長官代行は18日、軍当局者との情報共有について、バイデン氏のチームとの間で「休暇期間中はブリーフィングを行わないことで合意していた」と述べた。
 だがエイブラハム氏は記者団に対し、そのような合意はないと説明。協力が得られなかった悪影響が来年1月のバイデン氏の大統領就任式以降も「尾を引く可能性がある」と警告し、政権移行チームとしては国防総省にブリーフィングの即時再開を望んでいると主張した。
 エイブラハム氏はさらに、米政府がロシアの関与が疑われる大規模なサイバー攻撃を受けたことから、「のんびりしている暇はない」と述べた。
 トランプ氏は、複数の米政府機関が大規模なサイバー攻撃を受けていた問題や、政界の有力者や民間のサイバーセキュリティー企業から、ロシア政府と関係したハッカー集団による攻撃の可能性を指摘する声が上がっていることについて特にコメントしていない。
 エイブラハム氏は、サイバー攻撃は「重大な問題」だと述べ、バイデン政権はサイバー攻撃を仕掛けてきた者に、「相当の犠牲」を強いる対応を取ることになると述べた。」

米国防総省、情報共有を突然中止 バイデン氏政権移行チーム 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

戒厳令が執行されれば、一時的に国家の運営は軍によって代行されます。ですから、その話をバイデンに話をするわけがないのです。実際に戒厳令になるかどうかはわかりませんが、準備だけは進んでいるとみた方が良いのではないでしょうか。

 確かにサイバー攻撃は由々しき問題ですが、それ以上に厄介なのは大統領選の決着が未だについていないことでしょう。お楽しみはもうすこしです。