FirstHedge 明日の投資情報

投資を搦め手で分析します。

移動式発射台が格納庫から移動 北朝鮮

北朝鮮の3、4の地域で、移動式発射台(TEL)の移動・展開が相次いで捉えられ、韓米情報当局が挑発に備えていることが13日、確認された。政府消息筋によると、最近、平壌ピョンヤン)付近や平安北道(ピョンアンプクト)地域で、弾道ミサイルを積んだTELが格納庫を出て移動する様子が米偵察衛星によって確認された。韓米軍当局は、大陸間弾道ミサイルICBM)級「火星(ファソン)14」か中長距離弾道ミサイル(IRBM)「火星12」の発射準備と見て、動きを注視している。火星14の射程距離を伸ばした新型ICBM級(固体エンジン)「火星13」の可能性もある。

「挑発Xデー」と予想された労働党創建日(10日)に挑発しなかった北朝鮮が、米空母打撃群と原子力潜水艦韓半島での展開に合わせてミサイル挑発を強行するという観測が流れている。米第7艦隊所属のオハイオ級原子力潜水艦「ミシガン」(1万8000トン級)は同日、釜山(プサン)港に入港した。原子力空母「ロナルド・レーガン」も16~20日、東海(トンへ、日本海)、西海(ソヘ・黄海)海上で、北朝鮮の海上挑発を想定した韓米合同演習を実施する。両国のイージス艦や潜水艦など艦艇約40隻と戦闘機、攻撃ヘリコプター、地上監視偵察機(JSTARS)などが参加する。別の消息筋は、「米戦略兵器の武力示威に反発して、数日内にICBM級かIRBMを同時に発射する可能性にも備えている」と語った。」

北朝鮮、3、4ヵ所でミサイルを載せた発射台を移動 : 東亜日報

 この場合、何を発射するのかが重要でしょう。短距離ミサイルならば、おとがめなし、それ以上ならば、再び緊張が高まることになります。

 ただ、現在、日本が総選挙の最中と言うことは自覚しているはずです。そこで、日本を挑発するような行動を取れば、日本の対北朝鮮がさらに強硬なものになるでしょう。というか、日本が北朝鮮に対して軍事的オプションの実現を加速させることになります。そこまで自覚して、の行動なのでしょうか。

 ただ、固体燃料の「火星13」の発射実験であった場合、状況が劇的に変化する可能性もあります。何かわかり次第お知らせします。