大統領の支持率は低下中。しかし・・・
エントリーを書き始めてから、プエルトリコを忘れていたとおもいだしました。その件はおいおい紹介するとして、トランプ大統領の支持率について考えます。
まず、APの行った世論調査の結果を紹介しましょう。
「大統領の支持率は引き続き低下傾向にある。 アメリカ人の32%は、トランプ大統領が自分の仕事を処理する方法は支持し、67%が不支持である。 大統領の支持率は3月の42%から6月の35%まで低下している。 共和党議員の67%が大統領の仕事ぶりrとぶりを支持しているが、共和党議員の80%が支持を表明していた3月以来、共和党支持率は大幅に低下している。 無所属者の28%と民主党員の5%が、トランプの仕事ぶりを支持している。 民主党に関しても、3月以来11%が支持していたことを考えれば、支持率は低下している。
議会の支持率はさらに低くなる。アメリカ人の18%が議会の職務内容を支持し、81%は不支持であり、なかでも、51%は強い不支持である。
アメリカ人がアメリカの方向性に対する自信を表明する人はほとんどいない。 アメリカ人のわずか24%しか、アメリカが正しい方向に向かっていると考えていない。この点でも、6月の34%、今年の3月の37%から減少している。」
Americans’ Evaluations of President Trump | APNORC.org | APNORC.org
結果を記した部分だけをお伝えしました。確かに、トランプ大統領の支持率はなかなか上昇しないのですが、意外だったのはアメリカ議会の支持率の方が一段と低いということです。これでは、上院議員にせよ、下院議員にせよ、支持率の低いトランプ大統領に依存しなければならないという構造が浮かび上がります。
この議会不信をなんとかしなければ、アメリカ政治が安定化することはないでしょう。