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水面下で進む北朝鮮との交渉

 

 日米の蜜月で一番やきもきしているのが、おそらくは北朝鮮でしょう。

「 北朝鮮朝鮮中央通信は26日の論評で、日本が過去の戦争犯罪の責任を回避し、北朝鮮敵視政策を正当化するために拉致問題を利用していると主張、「安倍一味こそ最も破廉恥であくどいペテンと謀略の名手だ」と非難した。
 安倍晋三首相が無条件で金正恩朝鮮労働党委員長と会談する意欲を表明したのに対し、北朝鮮国営メディアは連日、対日非難を展開。独自制裁などを見直すよう迫る狙いがあるとみられる。
 論評は、拉致の可能性を排除できない行方不明者とされていた男性が日本国内で見つかったことを挙げ、「拉致問題がいかに荒唐無稽な詭弁であるのか如実に示している」と主張。拉致被害者家族や首相が出席して19日に東京で開かれた「国民大集会」について「反共和国騒動」と反発した。(共同)」

北朝鮮、拉致めぐり対日非難 「安倍一味は破廉恥」 - 産経ニュース

 このニュースから判断する限り、アメリカ側からかなり強硬に北朝鮮拉致問題の解決を求められているのは間違いないと言えそうです。だからこそ、北朝鮮が激しく反発していると考えられます。

 実際、ハドソン研究所で拉致問題セミナーが開催されています。

Events - Seminar on the North Korean Abductions Issue - May - 2019 - Hudson Institute

 これも日本政府からの資金がでているようですが、これまでの拉致問題の経緯から考えてもなかったイベントです。実際には相当話が進んでいるという気がしています。