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米朝国交回復による、安倍政権の瓦解、そして日本という国家の消滅 FC2さよならシリーズ

とんでもない記事がロイターに掲載されていました。少し引用しましょう。

「アングル:米政権に残された選択肢、北朝鮮の核保有容認か
ワシントン 7日 ロイター] - トランプ米大統領は、対話や経済制裁、軍事的圧力のいずれを通じても北朝鮮に核開発を放棄させるのは不可能だと悟り、同国を封じ込めて核兵器の使用を思いとどまらせるほかないとの結論に至るのかもしれない。

2日に北朝鮮が6回目の核実験を強行したことで、米国およびその連合国との緊張は一気に高まった。

米高官らは軍事行動の計画を明らかにしていないが、既存の先制攻撃計画では、どれをとっても北朝鮮からの猛烈な反撃を免れる保証がないと言う。

マティス国防長官は先週記者団に対し「外交的な解決策が尽きたわけでは決してない」と述べ、軍事的な選択肢は非現実的で短絡的だとの考えをにじませた。

米国とアジアの当局者らは、対話と経済制裁の強化が必要だとの考だが、それによって北朝鮮が自らの存続に不可欠と考えている核・ミサイル開発を抑えたり、いわんや放棄するとは考えられないとも認めている。

つまり米国と韓国、日本など同盟国は、目を背けたい質問を突きつけられている。「核武装した北朝鮮と共存していく道はあるのか。封じ込め、核兵器の使用を思いとどまらせることによって」

トランプ大統領は7日の記者会見で、交渉の手の内は明かさないとした上で、米国の軍事行動によって問題が解決されれば、北朝鮮にとって「非常に悲しい日」になると発言。「軍事行動は間違いなく選択肢だ」が、何事も不可避ということはないと述べた。(後略)」
http://jp.reuters.com/article/us-northkorea-idJPKCN1BJ092

 上に挙げたロイターの記事は、あくまで観測に過ぎません。しかし、アメリカが同盟国を裏切り、北朝鮮を融和する可能性は考えられていたよりもはるかに高いということをこの記事は示しているのです。
 まだ誰も指摘していないようなので、問題提起です。トランプが北朝鮮との外交交渉により平和条約を締結し、国交を樹立すれば日本はどう対応すべきなのでしょうか。恐らく、拉致被害者は戻らず、北朝鮮に対する土下座外交が始まります。つまり、安倍首相の北朝鮮政策は根本的に瓦解することになります。そして、最も重要なことは今後北朝鮮問題に関して、最悪の場合、アメリカの助力を期待出来ないということになります。一言で言えば、北朝鮮の核の脅威におびえながら、北朝鮮に戦後賠償という名の上納金を支払い、その一方で尖閣諸島などは中国の実質上の統治が完成するということになるでしょう。
 そうなれば、日本は中国の日本人民自治区となることでしょう。具体的なイメージで言えば、香港のようなものです。安倍首相に不手際がなかったとは言いません。しかし、我々日本人にとっても覚悟を固めねばならない時期が近づいていると言えるでしょう。我々は、戦争を遂行する必要があります。ここで一致団結できるのかが、今後の日本の存続を左右することになるでしょう。