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TSMCは車載用のチップを中国で作る

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裏切りのサーカス (吹替版)

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  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 ということは、 米中戦争になったら西側諸国では自動車の生産は出来ないということになりそうですね。

 「 半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)は26日、中国で28億8700万ドル(約3100億円)を投じ、車向け半導体などを増産すると明らかにした。南京市の既存工場に新ラインを設置し、2023年に量産体制を整える。中国での大型投資は、15年の南京工場の設立発表以来。世界中で不足する車向けの半導体の需要に対応する。
 回路線幅が28ナノ(ナノは10億分の1)メートルの半導体を増産する。増産幅など詳細は明らかにしていないが、新ラインでは300ミリウエハー換算で月産4万枚を予定する。22年後半には少量生産を始める計画だ。
 TSMCが今回増産する28ナノ品は世界で最も不足している半導体の一つ。台湾でスマートフォン向けなどに生産する最先端の5ナノ品に比べ数世代前の技術だが、新型コロナウイルスの感染拡大が長引き争奪戦が起きている。
 自動車業界では半導体不足が原因で米フォード・モーターやホンダなど大手メーカーが軒並み減産などを余儀なくされている。在宅で使うパソコンやモニターなどデジタル製品の需要も依然として旺盛で、不足解消にめどが立っていない。
 TSMCは15日の決算会見で、魏哲家・最高経営責任者(CEO)が世界的な半導体不足が年内は続くとの考えを明らかにし、不足問題解消は「23年ごろになるだろう」との見解を示していた。
 TSMCは昨年、米アリゾナ州への先端半導体の工場進出を決めている。」

TSMC、車向け半導体不足解消へ 中国で3100億円投資 : 日本経済新聞

 これで米中戦争に突入すれば、多くの産業が半導体不足に苦しむことになりますね。日本政府はどうするのでしょうか。