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中東での新たな同盟関係

ペンブックス19 ユダヤとは何か。聖地エルサレムへ (Pen BOOKS)

 中東でのハルマゲドンの準備が着実にすすみつつあります。

 イランの同盟国は、基本的にはロシア、そして意外なことにドイツです。それにたいして、イスラエルの最強の同盟国は、米国、そして今回紹介するサウジアラビアがその陣営に加わることになります。ついでに、UAEも加わります。

「 イスラエル国民は宗教目的またはビジネス目的でサウジアラビアに旅行することを許可される、とイスラエル内務省は日曜日に発表した
 AP通信は、イスラエルの訪問者は依然として公式の招待状を入手する必要があると同省は述べ、イスラエルの治安当局およびその他の「関連」機関が決定に達するよう調整されたと付け加えた
 APによると、イスラエルイスラム教徒はイスラエル政府から特別な許可を求めることなく、メッカへの強制的なイスラムの巡礼を行うことができるようになりました
 両国は正式な外交関係を欠いているが、両国の関係はイランへの相互反対の中で徐々に解けた、とサウジ政府は2018年にイスラエル路線でエアインディア便がサウジアラビア空域を通過することを許可し始めたと付け加えた。
 この発表は、米国が中東和平計画を発表する直前に行われます。ワシントンは、提案に対するサウジの支援を求めているが、パレスチナの指導者が提案に反対することはほぼ確実であるため、さらに複雑になる可能性がある
 王国、特にムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、女性の権利の一部の改革を含め、近年、国民のイメージを改善するための幅広い試みを主導しています。しかし、いくつかの情報機関が結論を出した反体制派とワシントンポストのコラムニスト、ジャマル・カショギの殺害が皇太子によって命じられた後、これらの努力は大きな打撃を受けた。」

Israelis to be allowed to take religious, business trips to Saudi Arabia | TheHill

この対立はユダヤ教VSシーア派という戦いだけではなく、スンニ派VSシーア派という対立が重なります。やはり米国の本音としては、中東はスンニ派天国になれば良いという事なのでしょう。さしあたり、イエメン紛争の今後注目したいと思います。