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来年も景気が良さそうな米国

アメリカ経済 成長の終焉 上

とにかくトランプ大統領景気対策は、中国と似通っているような気がします。

 「 米国株式相場は続伸し、ホリデームードが高まる1週間を過去最高値で終えた。ドルと10年債も堅調となった
 S&P500種株価指数は前日比0.5%高い3221.22。ダウ工業株30種平均は78.13ドル(0.3%)上げて28455.09ドル。ナスダック総合指数は0.4%上昇。米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 未満下げて1.92%
 S&P500種は週間ベースでも上昇し、9月以降で最大の上げ。年初からは28%高。連日の最高値更新はハイテクとヘルスケアがけん引した。欧州株も堅調で、ストックス欧州600は過去最高値を更新した。米国債市場は過去1年余りで最もきついイールドカーブをほぼ維持。リセッション(景気後退)への懸念が後退したことが示唆された。
「景気が失速してリセッション(景気後退)の溝に落ちそうになり、コアCPIが1.6%の低水準になっても、安いドルと米金融当局が十分な刺激を維持し、来年も株式にとって超好調な一年になることを保証してくれるだろう」とMUFGユニオンバンクのチーフ金融エコノミスト、クリス・ラプキー氏は語った。
 この日は指数先物とオプション、個別株の先物とオプションが同時に決済日を迎えるクアドルプル(4重)ウィッチングにあたる。株式市場では引けにかけて取引が活発になった。」

【米国株・国債・商品】株は連日の最高値更新、原油・金は反落 - Bloomberg

FRBが事実上の緩和政策を復活させましたが、これが続く限り、ドル安の傾向が強まり、株式市場は安定するでしょう。二期目を確実にしたいトランプ大統領の以降がFRBにもよく伝わっていると思います。大統領選が終わるまで米国は恐らく好景気でしょう。それとは対照的なのが中国やヨーロッパでしょう。相対的に新興市場は弱含むのではないでしょうか。すくなくとも米国発の大規模クラッシュは起こりにくいと思いますよ。