北朝鮮という虚構
核査察に関する取り決めが進まない以上、いずれは米朝関係は破綻します。その破綻の前兆が、今回のニュースかも知れません。
「 日本政府は13日、対北朝鮮制裁緩和を求める方針で結束した中国、北朝鮮、ロシアの動向に関する情報収集を本格化させた。「中ロは核・ミサイルを抱えたままの北朝鮮を後押ししている」(官邸筋)とみて警戒している。米朝首脳再会談を控える米国と、制裁路線を堅持する立場から緊密に連携し、3カ国に対抗する構えだ。
安倍晋三首相は25日からの訪中で、制裁継続の必要性を習近平国家主席に説明する。ロシアのプーチン大統領にも、11月に見込まれる第三国での会談で理解を要請する意向。」
全ては米中間選挙が終わってからのことです。そこから全ては動き出すことになるでしょう。現在の日本国内は、緊張感が和らいでいますが、これも事態が変われば、すぐに急転するはずです。
経済封鎖による北朝鮮の困窮は深まっています。10月10日の建国記念日には、記念品が北朝鮮の一般国民にわたらなかったという報道もあります。
何とか経済封鎖を逃れたい北朝鮮と、北朝鮮に核放棄を迫りたいアメリカ、北朝鮮に抱きつきたい、そして経済が崩壊寸前の韓国の間で状況は混乱の度合いを増しています。
ですから、来年度から日本も再び核の危機に晒されると覚悟しておいた方が良さそうです。