トランプ大統領を焼き尽くす地獄の業火とは
これは比喩ではなくて、文字通りの話です。
まず、次のロイターの記事をご覧ください。
「【ホノルル10日ロイター時事】しばしば噴火を起こすハワイ島のキラウエア火山で10日、大きな噴火があり溶岩が約43メートルも噴き上げた。同火山は5日に活発化し噴火を繰り返している。
米地質調査所(USGS)によると、噴火は2カ所で起ており、二酸化硫黄ガスの排出量は日量1万トンと先週の水準の30倍に達した。しかしその後は、半分超減少したという。高熱の溶岩により、5日以降で78エーカーの雨林が破壊された。これまでのところ、人的被害も家屋への被害も報告されていないが、USGSは火山活動の監視を続けている。(以下略)」
これだけを読めば、現在のハワイのキラウエア火山の噴火と思われるかもしれません。しかし、実はこのロイターの記事の日付は2011年3月10日なのです。2011年3月11日には東日本大震災が発生しています。つまり、ハワイの火山は、環太平洋造山帯での火山・地震活動の狼煙である可能性が高いのです。
「ハワイの火山は、キラウエア山からの著しい溶岩噴火がレイラニ敷地とラニプナ庭園を荒廃させ続けており、ビッグアイランドのカポホとバケーションランドへのアクセスを遮断した。
ハワイ当局は、溶岩の流れがカポホとバケーションランドへのアクセスを遮断したと宣言した。
米国地質調査所(USGS)の科学者ウエンディ・ストボールWendy Stovallは、溶岩および亀裂の活動には減速する兆候が見えないと語った。
「何の変化も起こっていない」と彼女は語っている。
ハワイ郡民間防衛庁は、溶岩の流れのために、ハイウェイ132またはハイウェイ137に沿ってカポホとバケーションランドへのアクセスがないと語っている。
Twitterに投稿された動画からは、道路を封鎖している破片が見られる。
当局は、レイラニ・エステート、カポホ・ビーチ、ヴァケーションランドの住民に対し、金曜日の正午までに脱出するように命令を発していた。さもなければ、緊急事態対応スタッフによって拘束され留可能性があるというのである。
ハワイの市長、ハリー・キムは金曜日、「ハワイ火山天文台(HVO)はライラニ・エステートとラニプーナ・ガーデンで活発な溶岩噴火が続き、急激な流れが発生する可能性があると報告した。
ホノルル消防署は、パパイヤ農場とノニ農場に住民を避難させた。
「ヴァケーションランドとカポホ・ビーチの住民は、6月1日午後6時までに避難を完了しなければならない、さもなければ、隔離される危険性がある。
住民は6月1日金曜日まで、避難する必要がある。
義務的避難区域に残っている人は、自分の責任で残るのであって、緊急対応スタッフには対応出来ない可能性がある」
5月3日に噴火が始まって以来、約2,000人が避難し、約75の住宅が溶岩流によって飲み込まれた。
ハワイ最大の揮発性火山は35年近く、常に噴火している。
しかし、最近の活動は数年来最も深刻な噴火であり、ますます多くの人々が家を失っている。
ハワイ最大のホームレス支援組織であるホープ・サービス・ハワイの責任者は、噴出した溶岩の約685人の犠牲者が、支援のために彼の組織に連絡したと語った。
ブランデー・メニノ氏は、「避難所の外にいる家庭や家族、キャンプ場、テント、車に家族がいる」と述べた。」
これを読めばわかりますが、ハワイ島の噴火は、もう1ヵ月近く継続しています。2011年の時は、3月5日から噴火が激しくなり、11日過ぎには通常に戻ったそうですから、今回の噴火が異様に長いのは明らかです。
問題は、このエネルギーがどこに向かうかです。再び日本に向かい、東海・南海地震を起こす可能性もあります。しかし、北アメリカに向かった場合、カリフォルニアのサンアンドレアス断層での地震、それにイエローストーンの噴火につながる可能性があります。この場合、トランプ大統領では対応しきれないでしょう。その時はペンス副大統領が大統領に就任することになります。