インドとベトナムが接近 - FirstHedge　明日の投資情報

　インドがベトナムに急接近です。

　中国に対抗するという意味では，インドがベトナムに接近することは当然の流れでしょう。

「隣国中国を注意深く監視しているインドは、自家製兵器システムの技術の共同生産と移転について、ベトナムとの防衛関係をさらに強化する見込みだ。

　新たなパートナーシップは、3月3日にベトナムのトランディクアン大統領の訪印中に発表された。 両国は、ベトナムの防衛産業を通じた能力強化に向けて5億ドル相当のインドからの信用供与について合意するとみられている。

　両国は、防衛関係の強化で合意に達した。これには、上級レベルの防衛代表団の交換、定期的な上級レベルの対話、両軍の協力、海軍と沿岸警備艦の港湾、能力開発プロジェクト、設備の調達、技術移転が含まれる。

　インド国防省との関係者は、インド・ベトナムの防衛パートナーシップの構想は新しいものではないと述べた。「これまでも、私たちは潜水艦の人員の訓練や船舶の物流支援など、能力開発に協力してきました」。

　インドは、防衛アナリスト、引退したインド海軍のアニ・ジャイ・シン提督によると、Brahmos巡航ミサイルを「後で」提供するかもしれないが、現在でも、船舶パトロールクラフト、ソナー、レーダー、通信機器、システムとその補助、潜水艦の補修と修理は可能であると述べている。（以下略）」

　ベトナムは日本から支援を受けるだけでなく、インドからも兵器産業そのものを移植してもらうということになりそうです。世界中が中国との戦争に向けて走り出しています。結果は明らかとは言え、この動きはもはや止めようがないでしょう。